心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第2章 心を通して  №160

2008-05-26 10:22:45 | Weblog
『生命の暗号』という本の中で村上和雄氏は言います。
『・・・私たち科学者が知りたいと思っていることが一つあります。
それは、いったいだれがこんなすごい遺伝子の暗号を書いたのか、ということです。また先に述べたDNAの構造一つとっても、化学の文字がそれぞれ対になってきちんと並んでいる。ちょっとふつうには信じられない不思議でもあるのです。遺伝子の暗号は、人間自身にかけるはずがないのははじめからわかっています。では自然にできあがったのでしょうか。生命のもとになる素材は自然界にいくらでも存在しています。しかし材料がいくらあっても自然に生命ができたとはとても思えません。
もし、そんなことができるのなら、車の部品を一式揃えておけば、自然に自動車が組み立てられることになる。そんなことは起きるはずがありません。ここはどうしても、人間を超えた何か大きな存在を意識せざるをえなくなってきます。
私自身は人間を超えた存在のことを、ここ十数年来「サムシング・グレード(偉大なる何者か)」と呼んでいます。それがどんな存在なのか具体的なことは私にもわかりませんが、そういう存在やはたらきを想定しないと、小さな細胞のなかに厖大な生命の設計図をもち、これだけ精妙なはたらきをする生命の世界を当然のこととして受け入れにくいのです。』
アリス・ベイリーやエジソンのように、分子や原子に原始的な知性があるとは思えない科学者でも、分子や原子、DNAなどの背後に、何か知性を持つ、創造主や神の関与などを感じる人々がいるということでしょう。
また量子論の創始者であるマックス・プランクは『物質が誕生し、存在するのは、あるフォースが存在するからです。このフォースの背後には、意識を持った賢明な知性が存在すると考えられます。この知性こそ、すべてのものを生み出すマトリックスなのです。』と言い、マトリックスとは宇宙に存在するあらゆるものをつなぐエネルギーフィールドだといいます。このエネルギーフィールドに私達は囲まれて生きていて、エネルギーフィールドはこの世界そのものであり、この世界にあるすべてでもあるといいます。
№161につづく
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