心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第2章 心を通して  №159

2008-05-23 18:12:16 | Weblog
喰代氏はこのインタビューの中から、生命の起源について神秘的・超越的な存在を想定して回答した科学者たちの声をいくつか紹介しています。
『まず初めは酵素の研究でノーベル賞を受賞した、バーゼル大学微生物学教授ワーナー・アーバー博士の声だ。
「私は生物学者ではありますが、生命がどのようにして出現したのかについては、私にはわかりません。もちろん生命をどう定義するかにもよりますが、・・・私は機能的な細胞の段階からが生命なのだと思います。そして、もっとも原始的な細胞でも、数百個の機能的な高分子が必要なのです。そういう高分子がどのようにして集まったのかが、私にはミステリーなのです。この問題を解くには、創造主とか、神とかの存在の可能性を考えるしかないのです」
また、神経細胞の研究でノーベル賞を受賞したジョン・エックルス卿は、かなり情熱的に自分の信念を述べている。そのためか質問にもバリエーションがあり、それに対する回答も長いので、彼の考えを私なりに要約してみた。彼は生命の起源についてはこういいたかったのではないだろうか。
「私は、ビッグバンが起き、宇宙のチリが集まり太陽系が形成され、そのなかに地球という星が生まれ、その地球に海ができ、生命が進化したということに、大いなる存在の目的を強く感じます。生命も、もちろん人類も、その大いなる創造計画の一部なのだということを知らなければなりません」
マラリヤ原虫がサルと人の肝臓に寄生することを発見したことで有名なロンドン大学名誉教授P・C・C・ガーナム博士は、進化のある段階で神が人間の魂をつくったのだといい、「生命の起源に対するあなたの質問に対する答えは、たしかに神です」といいきる。
コネチカット大学名誉教授で細胞分裂に関する核酸や酵素の研究、ガンの分子生物学的メカニズムの研究などで世界的に知られるジェイ・ロス博士はおおよそ次のように答えている。
「私は生化学や分子生物学を50年以上研究し、教えてきました。生化学の講義に初めて私が使った教科書は1936年に出版されたものです。そのなかには当時わかっていたことが書かれていましたが、時代がすすむにつれて、厖大な量の発見がなされ、教科書に書き加えられていきました。そのなかから生命の起源に関する研究成果や仮説を抜き出しては慎重に検討してきましたが、どれひとつとして私を満足させるものはいまだにないのです。生命がいろいろな分子から組み立てられる確率を計算すると、10の300乗分の1という、とてつもなく小さな数になります。そういうことも考えあわせると、いまもっとも正しい可能性のある考え方は、生命の起源に何らかの創造者の関与を仮定するものではないでしょうか」』
ジェイ・ロス博士のこの言葉は、アリス・ベイリー風?に言うなら、分子にも生命の特長を観察できるということではないでしょうか?
№160につづく

ひとりごと
暑いです。
もう、夏でしょうか?
窓を開けたいのですが、
網戸がないので、
窓を開けっ放しにしておくと、
虫が入ってきます。
網戸が欲しい今日この頃です。

おまけ
インターネットマーケッターである岩元貴久さんのホームページ
興味ある方はのぞいてみてください。
http://iwamoto.bshonin.com/?id=19308
コメント
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