心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第2章 心を通して  №156

2008-05-07 21:21:30 | Weblog
たとえば、水という物質を考えてみましょう。
どのような時代であるかに関係なく、地球上のどの場所においても水という物質はH₂Oですが、世界中の河川の水の結晶を観察すると、同じ姿のものはないと江本勝氏は『結晶物語』(サンマーク文庫)という本で言います。また、次のように江本氏は言います。
『水は、文字や言葉、音楽、写真に反応し、それぞれの性質を体現するように、独特の結晶をつくり出します。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。それは、そのもののもつ「波動」を、水が読みとるのだと考えられます。
ここで、「波動」について少しご説明しておいたほうがいいかもしれません。
この世界のすべての存在は、波動です。つまり、テーブルもリンゴも犬もあなた自身の体も、すべてが振動していて、固有の周波数を発し、独特の波動をもっているのです。目で見ることができ、また手でふれることができるものが波打っているなんて、日常感覚からは想像がつかないかもしれません。けれど、現代の量子力学では、すべての物質の本質は粒子であると同時に波でもあることは、常識になっています。原子のレベルでミクロの世界を観察してみると、すべての物質は原子核のまわりを電子が回っているだけで、しかも原子核と電子の距離はスカスカに空いているのです。
ということは、どれほど硬く見える鉱物でも、生物でも、究極的にはぎっしりと詰まった素材ではなく、原子核のまわりを動き回る波のようなものだということです。そして、そのものを構成する電子の数と形によって、それぞれが独自の波動を持つようになるわけです。
さらに、波動を持っているのは、形あるものだけではありません。口から発せられた言葉や、書かれた文字じたいも、それぞれ独自の波動を持っているのです。
あまりに突拍子もない話で、なんだか信じられないと思うかもしれません。けれど、目が不自由でも、色を見ることができる人たちがいるのはご存知でしょうか。
そういう人たちは、手で物にふれると、色を感覚として感じるといいます。暖かな色か涼しげな色か、鮮やかな色かぼんやりした色か、ちょうど温度や質感のように皮膚を通して色を感じられるというのです。
また、超能力者といわれる人たちのなかには、目隠しをして手で触るだけで文字が読めたり、封筒に入れた紙に書かれた文字を読みとれる人もいます。
おそらくそういう人たちは、色や文字が放っている波動を感知して、情報を受け取っているのではないでしょうか。
そして、そのように物がもっている固有の周波数を敏感に感じとるいちばんの名人が、水なのです。ですから私たちの思いが水をよいものに変えることもできますし、よい波動を持った水を飲むことで、健康を取り戻したりすることが考えられるのです。』
これは、水にも心があるから反応している、と考えてもいいのではないでしょうか。
江本氏によると、容器に「馬鹿やろう」という文字を貼った水と、「愛・感謝」という文字を貼った水を一晩冷凍して、その結晶を観察すると、同じ水のはずなのに、まったく違う結晶ができることが観察できるといいます。
水以外でも、植物を育てるときに、優しく語りかけながら世話をしたり、心が穏やかになるような音楽を流したりすると、育ちが良いといったことも私は聞いたことがあります。
№157につづく
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