こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[不自由からの脱獄]

2018-06-28 19:33:01 | 朗読教室
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

こくご食堂今日のお話は、[不自由からの脱獄]

4月から通っている朗読教室。7月14日(土)13時からのFM川崎の生放送の日程は、刻々と近づいています。

しかし。しかしです。私は読む文章が決まっていませんでした。とても読みたいと思っていた紙芝居のお話は、出版元に電話をかけて断念。次に、決めた本は長すぎて5分に納めるのは難しい。そこで、「青空文庫」という、著作権で不採用にならない文章を集めているホームページで探しましたが、「これ!」というものがみつかりませんでした。

その時、丁度読み終わったばかりの本を思い出しました。

「世界一の紙芝居屋 ヤッサンの教え」安野侑志・髙田真理著・ダイヤモンド社

ヤッサンは、紙芝居を続けながら何度もピンチに遭遇します。紙芝居の絵元さんと縁が切れてしまう。また、紙芝居のバリエーションが足らなくなる。そんな不自由さの中で、紙芝居を作るという発想になります。そして、絵が少ない紙芝居でも、子供達とコミュニケーションをとっていると前とは違うものになっていきます。そして、子供達と一緒に紙芝居を作ることに発展していきます。ヤッサンはいいます。

以下本文引用
―自由な発想は、不自由の中にあるときに生まれる。自由の中の自由は難しいんだ。
―不自由からの脱獄が、自由を生み出すんだ。不自由はチャンスだと思え。

この言葉は頭に浮かびました。「脱獄」という言葉が、今の苦しい現状を表すのに、最も適していて、しびれます。

読むものがみつからないなら、書いてしまおう。朗読教室には、ご自分で書かれた文章を読む方がいます。前回の教室で、その方の文章をお聞きしました。それが、素晴らしかったのです。それで、自分で書くのはちょっと気が引けていました。

しかし、背に腹は代えられません。そして、書きあげました。何度も読み、修正をして3分40秒で収まりました。朗読教室の先生にお見せして、相談をしようと思います。

書きあげるのは早かったです。書きたいものがあったから。そして、朗読をしていると、自分の文章ですが、書いた時と読む場合でニュアンスが違っている部分がありました。「読み言葉」と「書き言葉」の違いです。これも、新しい発見です。恥ずかしかったですが、家族にも読んでもらいました。小説好きの次男からは、わかりくい表現を指摘され、修正しました。主人からは、
「短いね」
と言われたので、5分以内という縛りがあることを説明しました。しかし、3分40秒だったので、少し肉付けをしました。協力してくれた家族には、感謝です。仕事で忙しい長男にも、感想を聞く予定です。

自由に修正することができるのも、自分で作った作品のよいところです。

そして、自分で文章を作ってそれを「朗読」していると、とても、とても楽しいことに気がつきました。これから、紙芝居活動もしていきますが、紙芝居も作ろうと思います。「絵」に自信がありませんが、私なりの「絵」を書いて。

そして、子供達と一緒に紙芝居をつくるワークショップをやってみたいと思っています。これも、自己表現です。そして、「こくご」であり、紙芝居は日本の文化です。

一つのことから、ある本の言葉が浮かび、また他のことにつながる。とても面白い現象が起きています。不自由からの脱獄、成功するといいです。

▲作家初心者




▲「世界一の紙芝居屋 ヤッサンの教え」
安野侑志・髙田真理著
ダイヤモンド社


インスタグラム動画
思い出の先生8。私の思い出の先生について、動画で語っています。
「大学受験受の先生」
本当に、本当にお世話になった先生ご夫婦です。
数日この先生夫婦のお話をします。
masasayama こくごレストラン

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