こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[芝浜]

2018-06-13 20:05:05 | 落語
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

こくご食堂今日のお話は、[芝浜]

最近、落語が気になります。母は落語が好きです。以前に入院した時に、落語のCDを購入しました。しかし、CDで聞く気持ちにならないと言われて、箪笥の肥やしになっていました。

そして少し聞いてみましたが、はやり落語はライブで楽しむべきだと思います。表情や間、そういういったものがCDではわからない部分があるのです。

そして、偶然本屋で見つけて購入したこの本。

▲「古典落語100席」立川志の輔著・PHP研究所


みひらき1ページに一席、お話が書かれています。古典落語のあらすじを読むという点ではとてもいいのです。

朗読教室の発表で、7月FM川崎でラジオ生放送をします。その演目が決まらないのです。私は面白いことが好きなので、話の内容も「ふふ」と笑うものを選びたいと思っています。この本は、あらすじだけで落語の面白さの一部を紹介しているものです。ですから朗読の演目になるのか、朗読教室の先生にご相談しないといけません。

この本の中に「芝浜」といお話があります。仕事熱心でない魚屋の店主。女房に起こされしぶしぶ魚河岸に向かいます。そこで分厚い財布を拾います。中には大金が入っています。そのお金を使って、知人と豪遊します。翌日目を覚ますと、女房は財布のことをしらないという。挙句、貧乏だからそんな情けない夢を見るのだと言われ、店主は目を覚まします。一生懸命働いて、店は繁盛します。数年経ってから、女房は財布をだします。財布はあったのです。お金を無駄につかって罪になりますし、働かなくなると思った女房が嘘をついていたのです。今なら、お酒を飲んでもいいと酒を出すと、主人がいいます。
「ありがてえが、やっぱりやめよう。また夢になるといけねえ」
これがオチです。

なんだか心が温かくなるお話です。落語は、庶民の娯楽でした。日本の文化の中には、貴族の娯楽になったために衰退していったものも多いです。落語を聞いていると、江戸時代の人の生活が見えてきます。庶民のパワーがそのまま笑いになっていて、元気になります。

今後は、落語に注目してきたいです。そして、ライブを観に行きます。インターネットで検索してみます。


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「えんぴつのもちかた」
masasayama こくごレストラン
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