あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

にんじんの歌。

2010-12-07 00:07:55 | 日記・エッセイ・コラム

私は今現在、食の好き嫌いはほとんどありません。

たいていのものは食べられる。便利であります。

けれどもちろん、子どもの頃は人並みに好き嫌いがありまして、とくに、野菜類に多かったように思います。

苦いピーマンは苦手。牛蒡、というのもあんまり子どもにはアピールしませんね。それから、土臭いような独特の匂いのある、にんじんもけっこう苦手でした。

でもそんなとき、小学校の中学年くらいだったかな?もう高学年になってたのかな、ともかくそんなころ、たしかNHKの『みんなのうた』だったと思うのですが、にんじんの歌を放送したのです。

谷山浩子、というシンガーソングライターの方の歌だったかと。タイトルは正確なところが思い出せませんが、歌詞はこんな感じだったように記憶しています。

 “ぼくにんじん 赤いにんじん 子どもには嫌われるけど

  ぼくにんじん 赤いにんじん おいしいよほんとだよ

  (中略) おなべでおなべで にこめばにこめば

  キャロットスープ キャロットスープ の できあがり”

可愛いアニメーションで、可愛い歌。なんか嫌うとにんじん君が可哀そうに思えたし、キャロットスープ、という未知の料理も、いかにも美味しそうでした。

それを境に、なんとなくにんじんが嫌いじゃなくなっていったのですから、歌の影響力ってけっこうあるんだと思います。

(私が単純なだけ?)

それに、大人になってくるにつれ好奇心旺盛なこともあって、食べたことのないものは食べてみたいし、1回“うぇっ!”と思っても、『たまたま新鮮な材料でなかったのかも……。あるいは出会ったことのない味に慣れなかっただけかも』と、再チャレンジ。

私の持論として、『3回食べてみれば、たいていの物は食べられるようになる』というのがありますが、そうこうしてるうち、食べられないものが少なくなった、という次第。

あ、でもなんといっても食いしん坊だというのがありますね!

食べたことないもの食べてみる、美味しいものを色々食べる。それは私の人生の楽しみのたいせつな部分。

でも、あんまりカロリーオーバーしないように気をつけなくちゃ……。

コメント (6)
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