24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

駅の食堂

2014年09月28日 | 日記
フーテンの寅さんシリーズで、一番寅さんが結婚に近づいたのは、歌手リリー(浅丘るりこ)との間の物語の時。

沖縄の病院に駆けつけた寅さんが、思い切って一線を越えていれば、二人は所帯を持ち、別々に「出稼ぎ」に回る、変わった七夕夫婦が出来上がったかもしれない。山田洋次も、その話には飛び越えることをしなかった。

寅さんもこの世にいないけれど、なぜか、見るチャンスがあれば必ず見てしまう。背景の時代が懐かしい。1980年、ハワイからの帰りの飛行機の中で、初めて寅さんの映画を見た。

以来、34年。これほど、あの時代が輝いていたのだとは、何とも不思議だ。今の時代と較べると、車や家やビルは新しくなり、便利になっているが、人々は少しも輝いて見えない。

福井駅も新しくなっている。「八兆屋」でソバを食べて、友人と別れた。金沢から「はくたか」で越後湯沢に出て、そこから新幹線に乗り、大宮で降りるらしい。

旅のシーズンが始まっているけれど、福井駅は静かだった。


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