キンモクセイ

知事官舎の周りの住宅街に作られている遊歩道の両脇に、金木犀が列をなして植えられ、それが黄色い小さな花を咲かせて、辺り一面にいい匂いが漂っている。

ママチャリでの帰り道、普段通らない道を走る。

おしゃれな県立図書館もすぐそばにあるが、福井の県民一人当たりの貸出率が全国一になったと、つい最近の地元NHKが報じていた。勉強する老人が多いのだろうか？　

ただ、知事官舎前の道は、大して広くないのに、妙な住宅街を市バスが走っているのには、驚いた。

それにしても、我が家の今年の金木犀は、全く咲く気配がない。「死んだのかい？」

回復傾向

どういうものか、夜中にトイレに行くのに、かなりふらつくようになって、年だから仕方がない、と思っていたのだが、最近は、どういうわけか、それほどふらつかなくなった。

そういえば、以前ほど、日中でも脳みそに薄膜がかかったような、ぼやっとした意識が、消え去ったように思う。つまり、煩悩みたいなものが、どこかに消えて、人生を諦め切ったのだろう、という気がする。

さあて、散歩でうっすら汗もかいたし、今日も少しやることがあるので、まず、ママチャリで少し遠いけれど、印鑑証明を一通取ってくるとしよう。書類が片付かないのだ。

この秋一番

By Yahoo:[ 10c/23c/0% 55p67k ] 曇りのち晴れ

ヤフーは最低気温１１度というが、多分今朝の冷え込みは、１０度を軽く切っている。特に福井市近郊の山々は７，８度になって、１０度を切ると、一斉に山肌が色づくことになる。いよいよ、秋本番だな。

日中は少し動くと汗ばむほどの暖かさになるが、暖パンやダウンのベストを引き出してきた。

今週末は長崎の「くんち祭り」だ。出かけて行きたかったが、丁度、娘が姉とその子供たちに会うために、一人でドイツに１週間ほど旅する時期と重なった。

重なったからどうということもないのだが、我が家の宇宙人は、年々様子があいまいだから、この時期は石油ストーブなど暖房器具を使い始める。もうすでに、灯油を玄関先に大量にまき散らしているし、石油ストーブをガンガンつけた前で、大音量のテレビをつけたまま、１時間も前に母親は寝ているのに、いびきをかいてうたた寝している。

そっとテレビと石油ストーブを消して放置しておいたら、２時間後に目覚めて騒いでいた。寒さで風邪をひくような人種じゃないのが、残念だ。

まあ、そんなのを１日や２日なら、こちらが居なくなっていることに気づきもしないだろうが、それより長くなると、いささか不安だ。今、我が家の高い危険度は、火事だろうなあ。でも、まあ、それはそれで、仕方がないし、燃えたらきれいさっぱり、全て全焼して欲しいね。ほほほ、「す・べ・て」、ね？