春が来た

送信from Y.Yoshizmi：まあ、びっくりするほど、穏やかで暖かく、とっくに花が咲きそろった春本番の感じだ。日中の気温が18度になるという。暖房を止めて、窓を開けても、逆に気持ちがいい。

歩いて橋を渡り、散歩がてら、オヤジの様子を見てきたが、完全に脳みそが「壊れた」ままだ。
私の顔を見れば、分かったのかどうか知らないが、ニヤニヤと笑って、何かしきりにしゃべるのだが、舌がうまく動かないので、呂律が回らないのだ。

しかも、前の歯の2本の差し歯を取っているので、尚更、呂律が怪しくて、一体何を言っているのか判別できない。しかし、何かを要求している風ではない。頭に浮かぶ幻想を語っているような感じだ。

紙に風邪だってさ、と書いて見せたが、ニヤニヤ笑っているだけで、分かったのか、分からないのか、こっちがおかしくなる。

動こうとするので、腰のあたりに拘束帯で縛られているが、それさえ、あまり自覚がない。脳にインフルエンザの細菌が入ってというか、元来かなり怪しくなっていた脳の配線がインフルエンザの熱や薬で、きっと切れてしまったのだろう。

果たして、風邪が治れば元に戻るのか、このままとなるのか。

まあ、いいや、どっちでも。時期が来るまで、お任せだ。窓の付いた、白い大きな棺桶に入っているのだから。

花粉警報

Yahoo:[ 4c,18c,10% 93p68k ] Very fine and hot!

どうやら、今日もめちゃめちゃ暖かい日になりそうだ。例年より、かなり気温が上昇する。

お天気の振れ幅が極端だ。5時に起きて、体温調整機能が随分前から壊れているから、くしゃみの連続だ。春先特有の「めざまし」だが、厄介な体質だ。もっとも、しばらくすると、おさまる。

お、午前6時の寺の鐘の音が響いてきた。

流石に、オヤジがいないと朝は静かなものだ。病院では若い看護婦さんがいっぱいいるし、面倒見てもらっているから、ご機嫌に違いない。パジャマも下着もすべて、病院に出入りの業者が面倒見る。日に千円程度で、何も用意しないですむ。

自宅にいるより、よほど安上がりだ。だが、どこにつけるか分からない頭に、ヘアートニックさえ使っているのだから、自分流にやかましいオヤジは、元気になったら、一日とて病院にはいないだろう。

48時間放置しておいたので、今日はちょっと様子を見にいくとしよう。

それにしても........。