更に降雪

日中、ずっと降り続き，夕方になっても更に大きな雷鳴が轟いて、まだ数時間は雪模様が続く気配だ。ありがたいのは、あくまで気温がそれほど低くないので、水雪が凍結するという最悪の事態だけは，避けられそうだ。屋根からどんどん溶けた雪水が流れている。

しかし，それを上回る勢いで雪が降るから、あちこちで車が立ち往生。あるいは、鼻先をぶつける事故を起こしている。駐車場を借りている学生が，古い軽自動車が動かない、とスコップを求めて来た。現場と車を見て、小さなアルトの珍しい5速ミッション車だが、「これなら大丈夫、動くよ。」と動かして，駐車場を走り回って見せたら，驚いている。

スノータイヤとは言えないほどのスタッドレスラジアルで，すり減っているので，空回りさせるばかりで動かす事が出来ないのだ。「腹回りに雪を抱き込んで、亀の子のように浮いてしまわない限り、前輪駆動の軽自動車は雪道に強いから、運転技術次第で、幾らでも走り回れるから。」と説教を足れて、古いスコップはやってしまった。

45年前の大学生の頃，雪が降ると面白くて，朝一番に大学に出かけ、構内のあちこちを自分の軽自動車で走り回って、急ハンドルでわざとお尻を滑らせたり、サイドブレーキを引いてUターンをしたり、いろいろテクニックを覚えたものだ。

深い雪に乗り上げた軽自動車のレスキュウに、運転させたまま，運転席のドアを開けて，片足を乗せて体重をかけ、「動かせ！」などとやったこともある。傾く事で、駆動輪が雪を噛めば，動き出すのだ。

当時は後輪駆動車が多かったので、トランクに交換した普通タイヤを乗せている人も多かった。今の車は性能が良くなって軽自動車といえども，ほとんどが4駆かFFだから、雪道でアクセルを吹かして、タイヤを空回りさせている光景をあまり見ない。コンピューターが制御してくれるのだろう。

苦労知らずに乗れている分、どこか怖い気がするのは、まあ老婆心というやつだな。

降り止まず

送信from Y.Yoshizmi：兎に角、ぼた雪が降りしきる。これは積もるが、気温が高いので溶けるのも早い。事務所前の県道は滅多に除雪車が走らない。歩行者が困難を極める。しかも、車道を通り過ぎる車が、水雪をたっぷり撥ね飛ばすので、注意していないとずぶ濡れにさせられる。

今、一番、悪路の最たる状況だ。

結局、今朝の老老介護は、宇宙人の番（つがい）を、デーサービス施設に送り届けることで終了した。昨夜来より大騒ぎしていたオヤジを泌尿器科に連れていくべく、朝早くから段取り（診察をやっているかどうかの確認と申し入れなどを、近所に泌尿器科の事務員をしている女の子に電話して頼み、デーサービスには行かないと連絡を入れ、除雪と車のエンジンをかけ待っている）していると、出かける用意をしたオヤジが、

「んこもしっこも、しっかり出た！」と元気そうに「デーサービスに行く。」と言うではないか！
　朝方、あれほど情けない顔つきで「病院に連れて行け」と言っていたのが、2時間ほどの間に、ケロリと変わっている。

　デーサービスのお迎えの車は、最早出てしまって、迎えは来れないというので、それじゃ二人を施設まで連れて行くことにした。

　おしっこが出なくなった原因は、ある意味で私にあるのだ。鼻炎で鼻水が止まらないと何日も騒いでいたので、家庭用配置薬の、私の愛用する鼻炎用の薬を渡した。1回2カプセルを1日3回と書かれているが、私は花粉の季節に、日に一度しか飲まない。

それで十分効く。私に効くのは、体質的に似ている親父にも効果があるはずだ。で、良く効くので、日に三度飲んでいて、あっという間に「無くなった」と次の箱を要求したので、また渡した。

この薬の影響が非常に強いのではないか、と私は気づいて、昨夜、もう飲むな！と言っておいたから、今朝はその、飲まない効果が出てきたのかもしれない。

毎日、ハプニングと反省で、これ楽しみな日々という次第だな。ほほほ。

雪が重い

送信from Y.Yoshizmi:外に出て，雪かきすると、見た目との違いに愕然とする。めちゃめちゃ、雪が重い。気温が高いので水分をたっぷり含んでいるせいだが、日増しに筋力が衰えた我が身をせせら笑っているほど、めちゃくちゃ、重いし腹立たしい。

それも、この夏20年ぶりぐらいにペンキを塗ったガレージのトタン屋根から落ちて、シャッター前の積み上がった雪は堅くて重い、重量級だ。今年初めての雪かき作業。日頃，タバコと珈琲と読書と昼寝でだらけきった霜降り筋肉（すじにく）の身体では、すぐにはあはあと息が切れ，冷や汗が流れるぞ！

ええい、くそ！　このところ、滝の湯のサウナにも入っていないのだから、このさい、腐った汗を体内から全部吐き出しちゃる。がんばるべえ。

タイミング

Yahoo:[ 1c,5c,90% 90p67k ]　　雪、大雪

24時間前の朝方は、降り続く雨も小康状態だったので、思い切って2台の車のタイヤ交換を1時間で済ませた。これが，実に絶妙のタイミングだったと痛感する。夕方からあっという間に積雪が進んで、夜は絶え間なく「ぼた雪」降り続いていた。

幸い、かなり水分を含んだべたべたの雪だ。（これが凍ると事故が続出する）

で、8時過ぎに仕事に出かけてしまった娘の車のタイヤ交換はまだだが，実は今年の春先に、交換すべき普通タイヤが余りにすり減っていたので捨てて、そのまま夏中スタッドレスのスノーラジアルタイヤをはいたままである。

多少の雪でも十分走れるだろう。無論、冬場に備えて，スノータイヤの安い時期に，新しいスノータイヤをホイールごと買って準備はしているのだが、今日明日を乗り越えれば、雪が消えて，次回の寒波襲来前に交換するとしよう。

それにしても，北陸を中心に、特に福井県全域と石川県の能登や加賀、県境の山間はあっという間に大雪だ。四国愛媛と徳島の県境国道の峠の映像が，何度も全国ニュースで流された。北西面を持つ山間はどこも風の具合で雪の吹きだまりとなり、短時間に積雪した可能性がある。特に日本海側に面した地方は降っているだろう。

さあて、少し玄関先やガレージ前の雪かきをすることにしよう。除雪車は走った気配がない。何といっても土曜日だ。そのあと、昨夜来おしっこが出ないと騒いでいるオヤジを，泌尿器科に連れて行く。土曜日だが、やっているのかな？