goo blog サービス終了のお知らせ 

れっちゃん一家の日常、ときどきデンマーク住宅

音楽と猫が大好きなれっちゃん一家。デンマーク住宅(odinhome)での家族5人とChipieたんの日常生活記録です

No.950 ■LIXILが熱貫流率0.55の5層ガラス窓を発売!?・・でもね

2016-01-21 13:26:00 | 窓・玄関ドア
LIXILが何と熱貫流率0.55というスーパー高性能サッシを発売するそうです!

その名は「レガリス」(2016.4月~発売)

詳しくはこちら

LIXIL高性能窓WEBサイト

5層ガラスを使うらしいですが、重さは従来のトリプルと大差ないとのこと



photoはお借りしました

高性能な窓を開発することはたいへん結構なことです。

でもね・・


ケチつけたいわけではないのですが、どうしても少し空しさを感じてしまいます。

というのも、LIXILはこの超高性能サッシを発売する一方で、従来の超低性能サッシは(一番の)売れ筋商品としてラインナップするわけです。

もちろんLIXILは設備・周辺機器メーカーであり、家の直接の作り手ではありません。

本来、ハウスメーカー、工務店、そして専門家であるはずの建築士が積極的に高性能な窓を採用し、低性能な窓を市場から駆逐していかない限り、状況は本質的に変わりません。

行政の責任がさらに重いのはもちろんです。

たまに「消費者が(高性能な窓を)望んでいない場合もある」と発言する方が時々いますけど、とんでもない間違いだと思います。

LIXILが開発して発売することを否定はしませんが、同時に低性能サッシを廃盤にする!

とか・・

LIXIL系のハウスメーカー(たとえばアイフルホームさんとか・・)は標準で超高性能窓だけにする

くらいの気概があったら、一気にLIXILファンになるのにな~

なんて思いました。

今の現状では「日本で最も高性能なサッシ」「世界最高峰の断熱性能」などキャッチコピーを得るために発表した・・と穿った見方をしたくなります(ちょっとへそ曲がり過ぎかもしれませんが)

2020年に向け、高性能住宅のさらなる普及、リフォームしたいというユーザーの存在に応えられるラインナップという意味では心から拍手を送ります。


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ

No.915 ■クリアガラスをプライバシーガラス化

2015-12-02 22:57:00 | 窓・玄関ドア
息子1号の部屋の北側の窓



こっち(道路)側はダークレッドの木製サッシです。

ちなみに、息子1号の部屋以外は、全て型ガラスを使用しています。



コッツウォルドを採用しました。

そして息子1号の部屋は・・



思いっきりのクリアガラスです。

思えばわが家が出来た当時は真ん前が別の建物でした。

そしてその後そこが売却&解体され、新しいお宅が建築されます。

その結果



こうなってます(^^;

向こうのお宅が丸見え・・ということは向こうからもこちらがまる見えの可能性が。

ただ、日中はよほどガラスに近づかない限り、内部は金属膜の反射でそれほど見えないと思います。



ガラス厚4mm、アルゴンガス層16mm、遮熱タイプのLow-Eです。

正直、息子1号はあまり気にしてませんが、お向かいの方が、見たくもない息子の上半身など見ないとも限りません(  ̄ー ̄)ノ

そんなこともあり・・

プライバシーフィルムなるものを買いました



まあ、よくあるお手軽タイプのものです



届いたフィルムをガラスサイズにカット。

※説明書にはガラスに貼ってからカッターで切るとギリギリまできれいに貼れるとありますが・・

そんな恐ろしい事はとても出来ません!



安全策で事前にカットしました(^^)

貼り方は簡単です



霧吹きで水を窓にスプレーします

フィルムの裏にある剥離層を剥がし、角に合わせてゆっくりセットすれば、あとは勝手に貼り付きます



そしてカードなどで中にある水分や空気を端に向かって押し出してあげれば完成!



簡単です(^^)

正面の景色はこうなりました。



いいんじゃないでしょうか。



前とは全然違いますね。

これなら安心です(笑)


ただ・・光が当たる(通る)と



やや、レインボーカラーに光って見えます(^^;

このキラキラ感がイマイチわが家の雰囲気にはマッチしないのですが、まぁ良しとしましょう(笑)



ところで

デンマークやスウェーデンなど、北欧のお宅ではカーテンやブラインドがあっても閉めず、家の中が丸見えのままというのも多いらしいです。

偶然、すっぽんぽんの北欧マダムが見えてしまう・・なんてこともあるそうですよ(笑)

それは極端な例としても、北欧では窓辺を飾り、道行く人に家の中のインテリアを見てもらいたい、目を楽しませたいという方が多いとはよく聞きます。


(画像お借りしました)

そんな風にみんなが考えることで、素敵な窓辺の風景が出来るのだと思います。



目指せ、素敵ほっこり空間(^^)


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ

No.908 ■わが家の木製サッシメンテ、聞いてみました

2015-11-20 08:16:00 | 窓・玄関ドア
わが家で木製サッシにもっとも厳しい環境は「バスルーム」の窓(しかも内側)だと思ってます。



なお、換気は24時間換気の排気レジスタのみ



通常ある浴室専用の換気扇は存在しません

でも必要十分に湿気を排出・換気してくれています。



気密がばっちり機能している証しでもあります

が、しかし・・



窓枠の接合部に黒いスジがあります。

縦スジの黒っぽいラインがあります。

やはりカビなんだと思います(*_*)

バスルーム以外の他の窓でこういう現象はありません。



なんか今いちピンぼけしてる?すみません(^^;




ちなみに、窓の上部の同じラインには黒いスジがありません。

当然ですがやはり水滴は下に垂れて溜まりやすいからでしょうか。

で、どうやって取るか?

カビだとすればカビ取り剤で消えるはず。

カビキラーのようなカビ取り剤かウッドフェンスで使ったコケ取り剤をスプレーして見ようかと思います。



下手にガリガリ固いもので擦るとかえって塗装面を傷めること必至だと思う・・

うまくいくかな~♪


さて、Storke窓の塗装メンテについて、わが家の監督であるodinhome「たくまくん」に電話で聞いてみました。


わが家の基礎工事の当時、配筋チェックをしている「たくまくん」(懐かしい~)

たくまくん曰く・・Storkeの工場塗装窓については、だいたいですが5年位はノーメンテ(塗装)でいけるのでは?ということでした。

2~3年で塗ることはやったことないそうです。

現に、7年間一度も塗ってなくて平気なユーザーもいるとのこと。

とは言っても、やはりその設置環境に大きく左右されるので一概には言えないとも。

ちなみに、再塗装する場合、塗料についてはどうしたらいいか聞いたところ

わが家はホワイト塗装、ダークレッド塗装の2種類ですが、ホワイトに関しては同じ色のものがあるそうで問い合わせてくれればということでした。

ただ、ダークレッドの方は・・

Storkeから取り寄せた同品番で塗ったら若干色味が違う( ̄0 ̄; オイオイ

らしいです(*_*)


そんなことがあり、この色に関しては別の塗料を考え、試みている最中だとか。

その結果がよければトライしてみましょうとなりました。

具体的には今の色を生かして、透明な保護塗料を塗るというものです。

しかし、そうは言っても通常、色には退光作用がありますよね。

そういう面について考慮しなくていいのかな?ともちょっと思いました。


色が褪せてきたら思いきって違う色にしてしまう?

いっそ、そういう考えだって有りなんですよね(^^)


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ

No.906 ■木製サッシの塗装面状況、その2

2015-11-18 13:25:00 | 窓・玄関ドア
わが家の窓は全てデンマークの木製サッシ(Storke)を採用しています

木製サッシの塗装面状況について先日書きましたが、だいたい見たところ、まだほとんど平気なようです。

木製サッシに限らず木製玄関ドアもそうですが、やはり外部木部分はその設置環境により塗装面の劣化状況がかなり変わるはずです。


木にとって厳しい環境は雨と紫外線だと言われます。

従って、たとえ同じ製品であっても、その環境によりメンテまでの期間が変わるのは当然のことですよね。

さて、わが家で紫外線に厳しい環境にあるのは南側のホワイト塗装サッシだと思います。

ここはキッチン前の窓



かなりの時間直接日が当たるのと、庇などありませんので、雨が降った場合は直接濡れることになります。



先日のphotoですが、ここはひっくり返した外側の面です。

ちょっと見えにくくてすみません。

塗装面はぜんぜんまだ平気です(^^)




そして、同じ南面の最上部、防音室の窓

ここは隣家の影響もなく、最も日が当たるはずです。



BSアンテナの上にある、小さい6060の窓です。

庇がちょっとだけありますが、あまり用をなしてません(^^;

なので、紫外線はたっぷり、雨も普通にかかります。

果たしてその塗装面の状況は?



くるっと170度回転させた状態
いま室内側を向いているのは外に面したガラス側です。

※外側を室内で掃除ができます(^^)



拡大してみます

木部分、塗装部分に全く異常を認めません。

表面は汚れもあまり感じないくらいきれいです(^^)
※窓枠の隙間、気密・遮音用のゴムパッキンにはホコリがあります

後述するバスルームの窓にあった木の接合部分(多分・・木枠に縦に線が入っているところ)にも何ら異常はないですね




こちらは階段にある明かりとりの窓(6060)です

微妙に私が写り込んでいます(笑)



こちらは道路側(北西)になり、ダークレッド塗装です。



室内側は全くなんの問題もありません。
非常に美しいままです。



同じように一回転させます



これ外側の面ですよ

拭いてすらいないのですが、予想以上にきれいです!

やはり室内側同様、全く異常を認めません(  ̄ー ̄)ノヤッタネ


ところで、わが家でもっともダメージが予想される窓=厳しい環境はどこかというと

実はバスルームなのではないかと



バスルームは痛恨の事業仕分けの結果、減額対象でユニットに甘んじましたが、今でもやはり作ればよかったと後悔している一番手です(*_*)

このことは前にも書きました

そして、このバスルームの窓も同じ木製サッシなのですよ!



気になってるのは窓の下側



この角のあたりと、窓の木の接合部分(縦のライン)



反対側



こっちの方が縦の接合部分にはっきり線が書かれているように見えると思います。

少しですが、実際黒いのです。

多分カビなのでは?と疑ってます。

いくら木製サッシとはいえ、入浴中は湯気の影響でガラス面には水滴がつきます。

入浴後は数時間できれいに乾きます。

バスルームにも温水が引いてあるので、冬の方がむしろ早く乾くほどです。

とは言え、やはり湿気の影響はあり、どこかに潜んでいるカビ胞子がこうやって出てきてるのではないかと・・

ちなみにこの窓の外側は、他と同様でまったく問題ありませんでした。

わが家の窓で最も環境的に厳しいのがこのパスルームの窓(しかも室内側)ということになりそうです。



窓枠にある説明用のシールもここだけはベロベロに(笑)

対策はオーディンホームさんに聞いてみます


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ

No.902 ■まる3年経過した木製サッシの塗装状況

2015-11-14 12:09:00 | 窓・玄関ドア
わが家の窓は全てデンマークの木製サッシです



これは建築途中のphoto
懐かしい~♪


Storkeのサイト

デンマークの建築基準法では、北欧の一番北に生えている木の芯部分を70%以上使わなければなりません。

そして芯部分は、やにが多いため、腐りにくく、その部分を外部に向ければまるで熱帯の木と同じ様に水をはじく効果があります。
(引用. デンマーク ファミリーハウス)

デンマークの窓とスウェーデンの窓の違い → DFHのページ

道路に面した窓は全て赤い塗装です



赤でもいわゆる真っ赤ではありません。
少し黒が混じったようなダークな濃い赤です。



壁の雨スジがちょっと目立ってきましたね(^^;



窓の塗装そのものはまだまだ平気そうに見えます。



このStorkeの窓は全て工場塗装です。
このため、現場塗装よりは塗膜が非常にしっかりしているのだと思います。

また、こちらは北西面のため、直射日光はそれほど当たりません。

玄関ドア同様、これが効を奏していることがあるかもしれませんね。


この北西面以外は全てオフホワイトの塗装です。



見たところはこちらも全くまだまだ平気そうに見えます。



アルミの水見切りが付いています。

こちらもやはり工場塗装ということもあり、しっかりとした塗膜があります。

日本で北欧住宅というと、木の色を生かしたステイン塗装が多いイメージがあります。

せっかくの木製窓なのだから木の色をそのまま生かしたい・・はわかります。

でも、実際の北欧ではそういうのは多くなく、真っ白な塗装が多いようですね。

スウェーデンの窓の話ですが、日本向け以外では90%以上がホワイト塗装で、数%が他の色の塗装、数%が含浸性のある着色仕上げ(ステイン)などすべてが工場で仕上げた製品が出荷されているそうです。

そして、日本に輸出される窓だけが未塗装品だというのが印象的です。

これを現場塗装するわけですが、この仕上がり具合によりモチが全然違うようです。

このことが「木製窓=毎年の手入れが大変」というステレオタイプの固定観念に繋がっているように思います。

とは言え、もちろん工場塗装であろうと、いずれはメンテナンスが必要なことには変わりありません。



開けたらホコリで汚れてます(*_*)



うっ!(^^;



きれいにしましたよ

この回転窓、ご存じのようにくるりと一回転します。



ぐーんと下のハンドル部分を押して・・そのまま



今度はひっくり返します



くるっと回って、この内側に来ている面は外側のガラスです。



いま下に来ている窓枠はもともと外の上部です



塗装面も問題なさそうです(^^)

でも、実際どのくらいになったら塗装すべきか迷うところです。

例えば、塗装面がひび割れるとか・・具体的に異常を認めてからでは遅い気がしますし・・どうなんでしょう。

そろそろいつでもやれるように準備はしておくべきかもしれないです。


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ