今日、気になる記事を見つけました
時事通信の記事でしたが、消えてしまうと思うので下にコピペさせてもらいます
「ジャパンディ」欧州で人気 日・北欧折衷、住宅内装に旋風 1/4(火) 13:37配信【ロンドン時事】
日本と北欧のデザインや様式を取り入れ、折衷させた住宅のインテリアが欧州で注目を集めている。「ジャパニーズ」と北欧風を意味する「スカンディ」を掛け合わせた造語「ジャパンディ」も消費者に浸透。日本の禅に通じる静けさと北欧のシンプルな美しさの融合が人気の秘密のようだ。英住宅会社ミラーホームズは昨年11月、ソーシャルメディア上でインテリアに関する言葉の検索数の伸びを分析した調査結果を公表。それによると、「ジャパンディの寝室」が1年前に比べて約7900%増加して1位となった。同社は「住宅所有者に旋風を巻き起こしている新たな流行だ」と強調。「不完全なものを受け入れる日本の『わびさび』と、喜びを受け入れるデンマークの『ヒュッゲ』(居心地の良さ)という二つの前向きな哲学を融合させたものだ」と分析した。「ジャパンディ」という概念自体は新しいものではなく、数年前から徐々に世界に浸透してきた。英国では20年秋にロンドン中心部ナイツブリッジに日本と北欧の融合を掲げたレストランやカフェ、店舗などが入る商業施設「パンテクニコン」がオープンし、若者を中心に人気となっていることが今回の流行の背景にあるとみられる。英紙タイムズは「過度な装飾に飽き飽きしている人にぴったりのお口直しだ」と指摘。米CNNテレビも「世界中の家に登場し、デザイン愛好家の関心を集めている」と伝えるなど、海外メディアもこの動きを取り上げている。
この記事にもあるように<Japandi>は数年前から取り上げられていたことで最近始まったわけではないのですが、こうやって欧米で認知されているというのを見ると素直にうれしくなります
海外のサイトでも取り上げているのを多くみることができます
もともと、北欧デザインはナチュラルな木の風合いを活かした家具や照明が多いですよね
そして、日本の家具も同じです
使っている木の種類は違っても、素材の質感を活かし、長く使うことを前提とした工芸品であることは共通しています
だから相性がいいのかもしれません
2016年にCopenhagenでフィンユールの家を見学した時、これって日本の座布団じゃないの?と感じたのを思い出しました

フィンユールが使ったベッドとクッション
ちょうどその時、デンマークデザイン博物館では、日本に関する企画展をやっていました
LEARNING FROM JAPANについてはデンマークデザイン博物館のオフィシャルサイトで概要を見ることができます
2015年~2019にかけて行われていた企画展のようです(私が行ったのは2016年9月でした)
この頃から<Japandi>が言われだしたのかもしれませんね
本来、日本の家具には素晴らしいものがたくさんありますが、残念ながら使い捨てられてしまうものが多いのも現実です
同じように、家も古くなると価値がなくなると考えている方も多いです
その原因の一つに「新しいものがいい」という価値観が大きな影響を与えていると感じます
単純には言えないのですが、ここが変わっていって欲しいですね
家具でも家でも、本物を長く使い続け、その経年変化が価値を増すような、そんな価値観が私は好きです
もともと、家具や家の材料は無垢の木だったり石だったり、自然素材を使用した「本物」しかありませんでした
それが、プリントものや仕上げにプラスチックなどの表面処理をしたものが多く出まわり、いつしかそういったものがスタンダードになってしまっています
そういった素材の多く(全てではありません)は新品が最高で、あとは劣化するしかありません
一方で、素材自体を活かしたものの多くは、使い込むほどに色合いも変化し、深い味のあるものに変化してきます
そういうものに囲まれた生活に豊かさを感じたいな・・と思ったりしています
時事通信の記事でしたが、消えてしまうと思うので下にコピペさせてもらいます
「ジャパンディ」欧州で人気 日・北欧折衷、住宅内装に旋風 1/4(火) 13:37配信【ロンドン時事】
日本と北欧のデザインや様式を取り入れ、折衷させた住宅のインテリアが欧州で注目を集めている。「ジャパニーズ」と北欧風を意味する「スカンディ」を掛け合わせた造語「ジャパンディ」も消費者に浸透。日本の禅に通じる静けさと北欧のシンプルな美しさの融合が人気の秘密のようだ。英住宅会社ミラーホームズは昨年11月、ソーシャルメディア上でインテリアに関する言葉の検索数の伸びを分析した調査結果を公表。それによると、「ジャパンディの寝室」が1年前に比べて約7900%増加して1位となった。同社は「住宅所有者に旋風を巻き起こしている新たな流行だ」と強調。「不完全なものを受け入れる日本の『わびさび』と、喜びを受け入れるデンマークの『ヒュッゲ』(居心地の良さ)という二つの前向きな哲学を融合させたものだ」と分析した。「ジャパンディ」という概念自体は新しいものではなく、数年前から徐々に世界に浸透してきた。英国では20年秋にロンドン中心部ナイツブリッジに日本と北欧の融合を掲げたレストランやカフェ、店舗などが入る商業施設「パンテクニコン」がオープンし、若者を中心に人気となっていることが今回の流行の背景にあるとみられる。英紙タイムズは「過度な装飾に飽き飽きしている人にぴったりのお口直しだ」と指摘。米CNNテレビも「世界中の家に登場し、デザイン愛好家の関心を集めている」と伝えるなど、海外メディアもこの動きを取り上げている。
この記事にもあるように<Japandi>は数年前から取り上げられていたことで最近始まったわけではないのですが、こうやって欧米で認知されているというのを見ると素直にうれしくなります
海外のサイトでも取り上げているのを多くみることができます
もともと、北欧デザインはナチュラルな木の風合いを活かした家具や照明が多いですよね
そして、日本の家具も同じです
使っている木の種類は違っても、素材の質感を活かし、長く使うことを前提とした工芸品であることは共通しています
だから相性がいいのかもしれません
2016年にCopenhagenでフィンユールの家を見学した時、これって日本の座布団じゃないの?と感じたのを思い出しました

フィンユールが使ったベッドとクッション
ちょうどその時、デンマークデザイン博物館では、日本に関する企画展をやっていました
LEARNING FROM JAPANについてはデンマークデザイン博物館のオフィシャルサイトで概要を見ることができます
Learning from Japan - Design Museum Denmark
Learning from Japan presents the museum’s prestigious Japanese c...
Design Museum Denmark
2015年~2019にかけて行われていた企画展のようです(私が行ったのは2016年9月でした)
この頃から<Japandi>が言われだしたのかもしれませんね
本来、日本の家具には素晴らしいものがたくさんありますが、残念ながら使い捨てられてしまうものが多いのも現実です
同じように、家も古くなると価値がなくなると考えている方も多いです
その原因の一つに「新しいものがいい」という価値観が大きな影響を与えていると感じます
単純には言えないのですが、ここが変わっていって欲しいですね
家具でも家でも、本物を長く使い続け、その経年変化が価値を増すような、そんな価値観が私は好きです
もともと、家具や家の材料は無垢の木だったり石だったり、自然素材を使用した「本物」しかありませんでした
それが、プリントものや仕上げにプラスチックなどの表面処理をしたものが多く出まわり、いつしかそういったものがスタンダードになってしまっています
そういった素材の多く(全てではありません)は新品が最高で、あとは劣化するしかありません
一方で、素材自体を活かしたものの多くは、使い込むほどに色合いも変化し、深い味のあるものに変化してきます
そういうものに囲まれた生活に豊かさを感じたいな・・と思ったりしています

