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れっちゃん一家の日常、ときどきデンマーク住宅

音楽と猫が大好きなれっちゃん一家。デンマーク住宅(odinhome)での家族5人とChipieたんの日常生活記録です

No.25 ■2011.11ついに契約!

2012-03-09 22:16:36 | ■ハウスメーカー検討(熟考~迷走~決定)
さて、我が家の意思は決定されました。そして、ほどなく銀行からも連絡があり、無事にローンの事前審査が通ることになりました。
いよいよオーディンホームさんと正式に契約することになります。契約後、本審査の申し込みをすることになります。
いつ契約するのか・・日程調整を考えていたら、オーディンホームさんからのメールには「吉日に契約しましょう」と書かれてありました。
あまり気にしたこともなかったのですが、建築関連の方はこういう「日」を大事に、結構気にされるみたいですね。

そして・・

2011.11.12(土曜日)、めでたく契約と相成りました。
季節はずれに暑い日でしたが、すっきりと晴れ渡った青空の下、契約することができました。いままで紆余曲折?しながら来ましたが、ようやくたどり着きました。
これからはスッキリした気持ちで進むことができます。本当の意味でのスタートです。

今後、本格的に家のプランニングに本腰を入れていくことになります。
さっそく契約翌日の13日朝から、第一回目の打ち合わせをすることになりました。いろいろ具体的になってくるのはもちろん楽しいです。でも、逆に予算という制限もあるわけで、予算が許せばこっちをホントは使いたい‥そんな場面も多いはず。上手に使い分けてやっていかなくてはなりません。


No.24 ■2011.10 紆余曲折の後、決断しました

2012-03-04 00:29:43 | ■ハウスメーカー検討(熟考~迷走~決定)
さて、こうやって紆余曲折の長い道のりの末、足掛け1年4ヶ月かけたハウスメーカー選択ですが、結論を出すこととなりました。

結論は当初の第一印象通り、Odinhomeさんにお願いすることに。それまでいろいろプランニングしていただいた建築舎さん、それとN建築事務所さんにはお断りすることとなりました。
この1年4ヶ月は、自分にとってとても貴重な時間で、勉強の連続でもありました。様々な情報を取捨選択しながら、自分にとって本当に合っているもの(自分が欲しいもの)はこういうものだということを再確認することとなりました。

知れば知るほど、北欧をはじめとする住宅先進国の考え方、その考えを実現するためのこだわりと思想に感銘を受けることとなり、やはり結論はOdinhomeさんしかないということになったものです。
どこかで読んだ本にも同じようなことが書いてあったかもしれませんが、ハウスメーカー選びというものは、ある意味結婚相手を選ぶようなものに近い感じがします。
自分と同じ価値観を共有し、信頼しあえる関係構築が不可欠だと確信します。なんとうか、会って瞬間の第一印象ってありますよね?結局はそこを信じて選ぶ・・そういう部分もあります。

私は、家造りについて、最終的にはハウスメーカーさんを信じるしかないと思っています。よくハウスメーカーに対し、無理難題や口出しを頻繁にしてくる人がいると聞きます。注文建築なのですから、もちろん施主がこだわりを持って家造りをしたいと考えるのはもっともなことです。
でも、たとえば施工工法や技術的なことについて、生半可な知識で口出しすべきではないと考えています。私自身も、実は住宅性能のC値Q値などやはり興味があり、そういうことについてこだわりを持っています。それでも、あえて今はそういう数字の一人歩きには興味がありません。それは選択した先を信頼しているからです。

施主に必要なことは「自分がどういう住宅を建てたいと思っているか」ここに尽きると思います。そして、この基本の考え方にぶれがなければ、あとは実際の工事に関しては徹底的にその会社を信用し続けることなのかなと。発注者と受注者、このような関係ではいいものは作れません。私はパートナーだと思っています。

とにもかくにも、我が家での結論は出されました。あとは信頼して、とにかくいいものを作り上げようと頑張ります(^^)

No.23 ■2011.10 正念場

2012-02-28 01:12:57 | ■ハウスメーカー検討(熟考~迷走~決定)
月も変わり10月になりました。それまでの一年間とはうって変わって時間が経つのが早く感じられる日々です。久々に奥さんも一緒にオーディンホームさんに伺いました。

伺った目的は・・ズバリ、先日いただいた見直しプランを微調整、さらに価格に無理を(早い話が値引き)お願い出来る部分があればどの程度なのかを考えていただき、修正プラン及び再見積もりをしてもらうことになりました。

パーツを変更して金額を出していただくのは、屋根材と窓程度ですが、屋根は直接の素材の単価が下がる云々ではなく、変更した素材の方が、雰囲気的にいいな・・と思ったためそちらでお願いすることにしました。細かいところは、実際にものを選んでいく過程で決めていかないことにはしょうがない部分です。
テレビのアウトレット数やインターネットの光回線引き込みなど、細かいところも決めなくてはならないのですが、あとで家に穴を空けることは極力というか絶対避けたいので、そういうことのないように準備だけはしておきたいです。

もっとも、こういうマルチメディア関連はここ10年でガラッと変わった分野です。またこれから先どのように変わるかわからない部分でもあります。家の中全てが高速無線LANはもちろん、家と外の区別さえなくなるかもしれません。

とにもかくにも、私たちも正念場。いろいろ考えながら、方向性を決断しなくてはいけない時期に来ていることを自覚しながら、次の訪問予定日を決めました。

No.22 ■2011.9 もうひとつの選択肢

2012-02-07 01:07:22 | ■ハウスメーカー検討(熟考~迷走~決定)
ところで、実は前からもう一つ気になる存在がありました。

もともと、ハウスメーカーの選択に関しては、オーディンホームさんと建築舎さん、この二つに我が家では絞り込んでいました。
それは、前にも書いたとおり、
・蓄熱式床暖房
・全館空調
この二つの方式の選択肢でもあったのです。

そして、私の中では、とにかく「蓄熱式床暖房を採用したい!」・・こういう思いでした。ただ、オーディンホームさんの見積もり結果がどうにも我が家の予算では間に合わない場合はどうするのか・・それを真剣に考えていかなくてはならない状況になっていました。

そして、この機会にアプローチしてみた先があります。
N建築設計事務所さんというところなのですが、ここにたどりついたきっかけは、やはり蓄熱式床暖房をキーワードにしたネット検索でした。Nさん自身の自宅にも蓄熱式床暖房を導入し、その施工過程を自身のHP・ブログで公開されています。会社のHPには、自分の建築家としてのアイデンティティ、ポリシーなどが書かれており、それがとても共感できるものでした。「蓄熱式床暖房を推奨していること」「仕事の進め方」など、家造りのプロセスに信頼がおける方だと思ったのがアプローチしてみようと思った動機です。そして、この方に設計と施工監理をお願いしてみるというのも、選択肢の一つになるのでは?と考えました。

善は急げ?(笑)会社の帰りにさっそくN建築設計事務所さんに寄ってきました。事務所は江東区の東雲でしたが、いや~それにしても、このあたりは超高層マンションだらけです。特に、40階クラスがニョキニョキと林立している様は壮観です。夜だったので各部屋の灯りがきれいです。灯りにはいろんな色がありますが、やはり自分では白っぽい蛍光灯の色ではなく、ほんのり暖色系の電球色が好きですね。なんとなく気分が落ち着きます。



さて、N建築設計事務所さんです。お会いした印象は、なかなか面白い方でした。しかも、かなり率直にお話ができる方だなあという印象を持ちました。また、建築設計事務所に依頼して家を造ると言うのは、ハウスメーカーで造る場合とやはり違うんだな・・とあらためて思いました。

どちらが「いい」「悪い」というものではありません。なお、ハウスメーカーでも、当然内部あるいは外部スタッフとして建築設計部門があります。見積もりにはいわゆる本体工事費以外に「設計・管理費等」があり、おおよそ工事費用の10%程度というのが一般的。従って、どちらにも同じ程度の設計料が入ってはいるのです。

No.21 ■2011.9 けっこうシビアに考えました

2012-02-06 22:31:56 | ■ハウスメーカー検討(熟考~迷走~決定)
率直な感想とこちらの思いをオーディンホームさんには話してきましたが、ちょっとだけ疑問に思うところもありました。
もともとこちらから総予算について伝えている訳ですので、それを勘案した見積、あるいはオプションを何がしか提示・もしくは口頭でも付け加えてもいいのでは?ということです。

というのも、今回伺って話しているうちに、いろいろ下がる要素(あるいは可能性)が≪かなり≫ありそうだということがわかってきました。やりようによっては、そのオーバーした予算をほとんど吸収できる(かもしれない)くらいの総額ダウンが、あながち不可能ではなさそうな気配が、話しているうちに感じられたのです。しかし・・これってものすごい金額です!話していて、「ホントなの?」と思ってしまったほどでした。

と同時に、だったらその前の見積り金額は一体なんだったんだ‥という感覚を正直少し覚えたことも事実です。もちろん、オーディンホームさんのことは信用していますし、見積りに関しては全て明細がついています。次回の再考した見積りにも、当然明細があるはずなので、何がどれだけ変わったのかはそこで明らかにはなるはず。

あまりにも違いすぎる総額は、ややもすると施主から要らぬ誤解を受けてしまう危険すらあるのでは?と、思いました。事実、うちの奥さんは少し疑心暗鬼に。本心からオーディンホームさんファンであったのが、あの金額の提示を見た瞬間、悲しそうにもう完全に諦め気分になってしまっていました。私自身も「とりあえずは第一回目の叩き台だから」とは言われたものの、どこをどう削っても(建物形状を変えたとしても)100万から200万の総額ダウンがいいとこで、とても予算内に収まることはあり得ない‥との思いでいました。

と、まあ・・こんなやりとりがオーディンホームさんとうちの中であったのです。私がこんなことを思うのは、オーディンホームさんからすれば大きなお世話だったかもしれませんが、あの見積り金額をみて「もう諦めました」とすっぱり断りを入れてくる人さえもいそうな気がしたほどでした。

そんなことで、次はプランを再考し、変えられるところは大胆に変え、実際どの程度まで現実味が出てくるのかを図ることになります。それでも、次の金額如何ではやはり難しい決断をしなくてはいけない場面もあるかもしれない・・そういう場面も正直想像していたのです。