一宮寺への遍路矢印
ポンチョをたたみ、歩いていると広島から来たお遍路さんに逢う。しばし、一緒に話をしながら歩く。
自営業で区切り打ちとのこと。時間ができたら通し打ちをするという 「先輩」などといわれ歩いていたら案の定、遍路目印が出てこなく迷う。
タクシーの運転手さんに聞いたがいまいちでピンとこない。
住宅地の遍路道 電柱の矢印が歩き遍路の生命線…これを見ると安心・・・
方向は何とかわかるので「あ、ここ」「あ、こっち」などと歩いてようやく遍路道発見。
すると車が止まりお接待ですと大きい紙袋にみかんがどっさり「こんなに」と、断わることもできずいただく。
広島の遍路さんが食事するということで一人紙袋をぶら下げて歩くことに。住宅地でまたわからなくなる・・・「シールはどこ」と、行ったり来たり。
ここも遍路道・・・住宅が建ってしまうと一変してしまう…むかしの面影もなくなってしまう・・・
郵便配達のお兄さんがいたので尋ねると親切に教えてくれた。お礼にみかん全部、「帰ったら皆さんで食べてください」と、郵便配達のお兄さんにお接待。軽くなる。
電柱にようやくシールを見つけ田んぼ道や住宅街を歩き83番札所一宮寺到着。
83番札所 一宮寺仁王門
あとから到着した遍路さんが土手を通ってきた方が早く分りやすいとのこと。とにかくこの辺はわかりずらかった。
昼食は昨日買って置いた草餅を食べようとしたが固くて食べられなかった。広島の遍路さんと一緒に食べたらと後悔する。
いや軽くなった方が・・・打ち終えたころには雲行きが怪しくなってきた。しかし、風が吹いているので降らないと思いつつポンチョを着て出発。
札所を出るとマークがいっぱい3通りもある「素直に張ってくれ」と、思いつつその通りに歩く。
信号待ちしていると「栗林公園の裏山を目指して歩くといいですよ」と、言われ旧道を歩く。二人のお遍路さんは食事をするためかバイパスの方に歩いて行った。旧道にも食事するところがあるだろうと歩いていたが無し・・・残念。食事なしで歩く。
16時00分、サンシャイン高松に到着。夕食は近くの食堂か居酒屋でと思ったが、フロントの人が「お遍路さんは裏の生協から買ってきて食べてる人が大半です」と、言ったのでそうすることに・・・無駄遣いはしません。本当かなー・・・