毎年3月14日から3日間開帳される大きな涅槃像です。
仏殿の天井にそわせて、その後下にたらして床に広げても
まだ飾りきれない日本一の大きさです。
あまりにも大きくて下の方に描かれた動物たちの部分は巻かれたままでした。
もしかしてと伺ってみたら、
35種描かれた動物たちの中にカエルさんもいたようだ!!
ということで、見てみたいですねぇ。
実はこの情報を下さった方から同じ時に東福寺でも涅槃図が見られると聞いて
先に行ってみました。
紅葉の時期には人で埋め尽くされていた橋や通天橋も静かな佇まいです。
泉涌寺のとはまた違う趣の写実的な涅槃図で
たくさんの動物の中に猫がいるのが珍しいそうです。
小動物を探してみましたが、見つけられなかったので
ここでも伺ってみましたが、カエルは描かれていないそうです。
描いた方の好みに合わなかったのでしょうね。きっと。
涅槃會だけにいただけるあられ「花供御」に「はなくそ」とかながふられていました。
年々いただくと長患いをしないというのはとってもうれしいご利益です。
(泉涌寺では「花御供」でした。なんと読むのかしら?)