朱の徒然

変形性股関節症の76歳

読書「流浪の月」凪良 ゆう・・・故郷への佐賀の旅

2022年11月03日 | 日記

 高校生で太宰治に出会った時、何で私のこと知ってるの?と衝撃を受けました。おばさんになって、角田光代を知った時、やーだー 心を読まれてると思いました。そして この本。「流浪の月」の更紗ちゃん!一緒だよ!

作者の年齢は? 隠すわけ?女だねー。

 

 更紗がんばれ!と思い読みながら、つい 自分の心の奥底を覗き込んでしまいました。

 74年の人生の中で、更紗の様に殴られたり蹴られたりしたこともなく、穏やかなGIとの我がまま人生50年。

 でも今、私が 口に出さず 我慢してることは何だろう?と考えてしまいました。

 この頃、いつも心に覆いかぶさってるのは、ついに 老健に入ったというS姉ちゃんに会いたい💛 

 GIに云えば、気持ちよく車で連れて行ってくれることは分かっています。

 でも、昔のように一人で、ひとりぼっちで JRに乗って 姉ちゃんに 会いに行きたかったの♡

 

 いつもは車での故郷訪問。JRで行くのは、15年ぶりぐらいでしょうか ?

 下調べなく かっての様に ボヤっと乗りました。

 着いたところは「肥前浜駅」。ここは、どうやら新幹線のライバル駅のよう・・・?  長崎本線のはずなのに、長崎までの列車は、2時間待ち。 故郷への列車は来ない!乗り継ぎはない!

 新しい駅?

 小さな通りは、酒造会社の蔵が並び、祐徳稲荷神社へと続くよう・・・ふーん 「泰智寺」へと歩きました。羅漢があるとのことでしたが、やっぱGIがいないと怖いので、浜川を歩いて列車を待ちました。

 

 かって、鹿島市長が、新幹線はいらないとおっしゃってましたが、お元気でいらっしゃいますか? 私も、そう思ってましたよ。この鹿島の海沿いのカーブを曲がって走る列車が、最高に 旅心を掻き立てるんですよね・・・♡

 カニの 太良 多良 ですよね。

   平日だけど、かなりの観光客でしたよ。良かったですね。負けるな.鹿島!

 

 

 故郷の 初めて降りた 小さな無人駅の反対側に老健は ありました。(無人駅の多さにビックリ!キセル大丈夫?)

 ようやく着いたよ。姉ちゃん♡

 コロナ禍で会えないので、誰に告げる必要もない。

 姉ぶることもなく いつも一緒に遊んでくれた姉ちゃんの側に 昔のように 居てみたかっただけなの♡ 

 そして、初めてTAXIを拾って花を買いに行き、TAXIに乗って両親の墓に行き、S姉ちゃんの事をお願いしました。

 白い半月の母さんが、見てましたね♡

  もう夕暮れ。すぐに新幹線かもめに乗って、嬉野?で乗り換えて帰りました。(新鳥栖からの人の多いこと)

 リレーかもめって、白と黒?

 

 ほかの姉ちゃん達 寄らずに ごめんね!  

     でも、この一日を、S姉ちゃんの為だけに使いたかったの♡

菊の花が咲きました。後ろのトクサ(歯磨草)は、H義兄さんに貰ったんだよね。

           S姉ちゃんのこと、頼みますね。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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