不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

朱の徒然

変形性股関節症の76歳

読書「夏目漱石」十川 信介(岩波新書)・・・・渋柿・吊るしたよ!

2021年11月16日 | 日記

 夏目漱石の生涯の伝記。

本名・夏目金之助。

 学者らしく調べて細やかに辿られた漱石の文学と一生。   こういう評伝が、これから漱石の作品にハマる若い人には、好い手引書となるのでしょうね・・・。  面白く読みました。

 ちょうど、私の両親が、平家の落人と言われる山奥で生を受けたころ、漱石は、病で1916年(大正5年)に50歳で 亡くなったんですね・・・・。と、その時代を想像しました。

 慶応に生まれ明治を生き抜いた漱石は、あの当時の大多数の庶民が貧しさゆえに 売られたり、田を耕して俯いて一生を過ごしたことを考えると、常に恵まれ、物見遊山に生きた人だね・・・と、感心しました。

 また、友情を描いた作品の多さに比例するように、孤独を嘆きつつ、友達が多かったんですね―!

   ホント、良い意味での 漱石は「人たらし」。人が寄ってくる魅力があったのねー。

(今で言うと、真子様の旦那様は人たらし。普通では考えられない チャンスの多さ・・凡人には考えられないね。)

  巷では、鏡子夫人は、悪妻と伝えられてるけど、この評伝を読む限り、良妻では ないかしら?

 

岩波新書の「新赤版1000点に際して」という巻末の言葉を 今更ながら 感慨深く読みました。

『ひとつの時代が終わったと言われて久しい。・・・・・現代社会においては変化が常態となり・・・・』アーアー、今や これらの言葉が 過ぎ去ったズーッと昔のことになりましたね・・。コロナを、誰がどう上手に表現するのでしょうか?

 

ベランダで、50個ぐらい?

 初冬の我が家の風物詩。BAが渋柿の皮をむき、GIが軒下に吊るす。孫たちへの正月の贈り物💛  えっつ?それより年玉は? イエ、年玉は、目の前で会った時だけ・・送ったりしませんよ!  会いたいよー💛 里帰りしてー💛

BAのセーターを、リフォームしました。シックでいいね♥

 花は、家の中で輝くね。

 

 

良く咲くね。アリガト💛

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする