夏目漱石の生涯の伝記。
本名・夏目金之助。
学者らしく調べて細やかに辿られた漱石の文学と一生。 こういう評伝が、これから漱石の作品にハマる若い人には、好い手引書となるのでしょうね・・・。 面白く読みました。
ちょうど、私の両親が、平家の落人と言われる山奥で生を受けたころ、漱石は、病で1916年(大正5年)に50歳で 亡くなったんですね・・・・。と、その時代を想像しました。
慶応に生まれ明治を生き抜いた漱石は、あの当時の大多数の庶民が貧しさゆえに 売られたり、田を耕して俯いて一生を過ごしたことを考えると、常に恵まれ、物見遊山に生きた人だね・・・と、感心しました。
また、友情を描いた作品の多さに比例するように、孤独を嘆きつつ、友達が多かったんですね―!
ホント、良い意味での 漱石は「人たらし」。人が寄ってくる魅力があったのねー。
(今で言うと、真子様の旦那様は人たらし。普通では考えられない チャンスの多さ・・凡人には考えられないね。)
巷では、鏡子夫人は、悪妻と伝えられてるけど、この評伝を読む限り、良妻では ないかしら?
岩波新書の「新赤版1000点に際して」という巻末の言葉を 今更ながら 感慨深く読みました。
『ひとつの時代が終わったと言われて久しい。・・・・・現代社会においては変化が常態となり・・・・』アーアー、今や これらの言葉が 過ぎ去ったズーッと昔のことになりましたね・・。コロナを、誰がどう上手に表現するのでしょうか?
ベランダで、50個ぐらい?
初冬の我が家の風物詩。BAが渋柿の皮をむき、GIが軒下に吊るす。孫たちへの正月の贈り物💛 えっつ?それより年玉は? イエ、年玉は、目の前で会った時だけ・・送ったりしませんよ! 会いたいよー💛 里帰りしてー💛
BAのセーターを、リフォームしました。シックでいいね♥
花は、家の中で輝くね。
良く咲くね。アリガト💛