朱の徒然

変形性股関節症の76歳

阿修羅像・興福寺

2018年03月05日 | 日記

 GIと大宰府にある九州国立博物館に出かけました。

 我が家の、300円ガチャガチャで射止めた美しい少年『阿修羅』のシンポジュウムが国立博物館で行われるというので・・。

                                   

    

 私は、ここのミュージアムホールというのは、初めてでした。

 工夫された椅子も小さなテーブル付きで(列車にあるような)快適でしたが、如何せん3時間というのは長すぎました。

 CTでの研究成果で、1300年も前に作られた像に、亀裂や虫食いの跡がない乾漆技術のすばらしさ!

 GIは、阿修羅の心木に興味を持ったようで熱心に聞いていましたが・・・。木の種類の結論出ずでしたね。質疑応答がないので、盛り上がりに欠けて、熱気もなくドンヨリと学者の発表会で終わりました。

 でも、頂いたパンフレットから伝わる阿修羅様は、お美しくって ぜひお会いしたーい!

      我が家の阿修羅君。

 

 9年前に、奈良・興福寺の阿修羅像等の特別展が、九州国立博物館で71万人の人出であったそうですが、私は九博に足を踏み入れたこともありませんでした。そのころ GIは単身赴任中、そして姑は病。私は空いた時間に歩いて健康保持に努めるのが精いっぱいの忙しさ。美術の鑑賞といったような心の余裕はありませんでした。

 九州国立博物館に初めて行ったのは、股関節の術後、それは知人に出会わないところで 歩くリハビリをするためでした。

 それが今では、歩けなくなったことで出かけるようになった、博物館で知る歴史の奥深さに 感銘を受けています。

 熊本・康平寺(山鹿市)の『阿修羅』や京都・三十三間堂の『阿修羅』は、姿かたちが こわー い!  

 でも、奈良・法隆寺の『阿修羅』や今回取り上げられた奈良・興福寺の『阿修羅』は、何故か女性的。特に法隆寺は、正座してるし、興福寺のは、衣装が風変わりで まるでベリーダンス風。

 

 で、調べてみたら『阿修羅』って、元々インドの異教徒で帝釈天と何度も戦い、いつも負けて(修羅場)を繰り返していた時、釈迦の説法を聞いて帰依。それからは、釈迦のボディーガードに。 日輪、月輪や弓や矢をもって、合掌は、釈迦に感謝ですと、そりゃ腕6本いるね。  と、ガチャガチャのお蔭で、国宝・天平の美少年に より興味が増しました。

                                    絶対、奈良に見に行きたーい!

 

                         

 

 大宰府に この時期に訪れたのは初めて。ここまで神社に梅の木が溢れているとは、花咲いて知りうることですね・・・・雅な宴も開かれていて、人も溢れていました。

 

 大宰府でのランチなら、「寿し栄」でしょ。でも寿司屋でのコーヒーは要らないよ。それより、外で待ってる大勢の人達と早く交代してあげなきゃ・・。

 食後のお茶は、参道にある「スターバックス」。桜の塩漬けのシフォンケーキ 美味しかったね。ここの奥の小さな土手庭の梅も満開でした。

 博物館のガチャガチャの『観音菩薩立像』と『弥勒菩薩半跏像』を、引き当てました。お優しいお顔で良かった。合掌!

 

             

 

 もしかしたら、夫婦二人で、元気に活動的に過ごす暮らしのピークが 今かしら?

     勝手学びも 好奇心いっぱいで 面白いしね。70歳にならないと この静かな心の風景は広がらないよ。

 

 

 国会議員の世界では、Nさんは決断力がなくって派閥がなし崩しに、総理の器でなかったAさんは財務大丈夫?口とがらせ仕切りやボス風Nさんは足引きずってるね? と、自分が70代になってみて 70代で現役でいる国会議員に より大丈夫か?と、脳力を心配しますね。  それにいつまでやっとんねん とね。呆けて国会の老害って あるよね。

 そのてん、やっぱり現代政治家のナンバー1は、小泉純一郎!  すてきー!

 決然と議員を辞め、最後の仕事として原発廃止を訴える 心の素晴らしさ、信念と終生の政治家魂!尊敬します。

 

 

 

 

 

 

コメント
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