朱の徒然

変形性股関節症の76歳

冬の旅 ・ 唐津

2015年12月23日 | 日記

 年金生活者にとっては、お泊り旅は 贅沢の極み。

 失敗したくないので、慣れた宿に・・。

 まず「鏡山」へ登りました。車で16か所カーブを曲がったら、広い大地が開けていました。

  右端の展望台からは、雄大な虹ノ松原と海が広がっています。

                 

 壁に(一生感動、一生青春)と書かれた家を抜けて、左端の展望台へ。初めて見た山の連なりと若干の雲の低さは水墨画のよう

                  

 夫とカールブッセ、上田敏訳の「山のあなた」をくちづさみました。

 「山のあなたの空遠く  幸い住むと 人のゆふ

    あゝ  われ 人と 尋めゆきて 涙さしぐみ 帰りきぬ

 山のあなたに なほ遠く    幸い住むと 人のゆふ 」

 

  お昼は、勘を働かせて とびこみで入った食堂「金太郎」。正解の安くてうまいでした。

 そして、ゆっくりと「唐津シーサイドホテル」へ。ここ数年は、夏、冬をここで過ごしています。

 まず、風景良し。部屋良し。料理良し。マッサージ良し。そしてチェックアウトが11時の頃良しです。泊まって早朝の散歩に、ゆっくりと砂浜を歩きながら 上る朝日を待つ 幸せ!

                           娘からの赤いネックレスで

             

 やっぱ年金暮らしの 明日のせわしなさのない良さでしょうか? 今までも、たくさん旅はしてきましたが、全く違う心持。 本当に、のんびり。 身も心もの解放感!贅沢感!

     素直に 夫君 こんなに幸せをありがとうの気持ち!また連れてきてね。

 帰りも ゆっくりと、日本の滝百選に選ばれている「見返りの滝」に寄って、誰もいない冬の滝も良いものだと思いました。

       

                        

 

 

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