よく子供がコケて、「痛~い」と言って泣いているときに、
「泣かなくて大丈夫!! なんともないから痛くないよ」
と声を掛ける大人を見かけるが、僕はこれだけはやりたくないと思ってきた。というのは、その子は痛いから泣いているのであって、それをわかってほしいから叫んでいるのだと思うから。だから僕は、
「そうだよね、痛かったよな」「びっくりしたよね」
とまずその気持ちを心から同意・承認してあげて、それから「大丈夫かな? 傷口をみてごらん。どうなってる?」と問いかけるようにしている。子供も気持ちをわかってもらえたとわかれば、自ずと無用に泣き叫ぶのを止めて冷静になるし、骨でも折れてなければ大抵の場合すぐにケロッとする。
それを、「泣かなくても大丈夫!」などと頭ごなしに黙らせようとしたら、そりゃぁさらにぎゃぁぎゃぁ泣くだけだろう。
泣くのにも理由がある。反発するのにも必ず理由がある。それは大人も子供も共通。いかにその現象の裏側にある本意を汲み取れるか...これが毎回できたら人間関係はかなり変わると思う。
でも、世の中そんな簡単なことばかりではない。例えば、ミサイルを打ち上げる国家の気持ちを汲み取るのはそう容易ではない。
僕は大人同士のコミュニケーションの行き違いを目の当たりにして、子供に応用できるなって思ったんですよね。「あいつの言い方が気に食わない」「態度がなってない」とかよくあるけど、そこに悪意があるかは別問題。単なる裏メッセージだったり...。
忙しい朝に弁当作りたいという気持ちを汲んでやらせてあげたり、チョコさんちゃんと聴いてあげてますよね! 働きながらえらい!っと思います。
> O
何が言いたいのさ?!(笑)