Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

拍子抜け

2005-08-27 14:22:52 | Weblog
「あっ石井先生! おはようございます。事前にご挨拶しようと思っていたのですが...」
「あー、そんなのいいんだよ」
「もしかして、今日は石井先生が面接してくださるんですか?」
「面接なんてなぁ、してもしょうがないんだけど」

一応試験だからと少し早めに行って、閉まりかけるエレベーターに飛び乗ると、中に乗っていたのは僕を卒業させてくれた石井先生だった。

大学院も通うのが面倒で仕方なかったが、終わってしまうと何か寂しい。ちょうど英語でやるクラスもいくつか開講されるみたいだし、アカデミックな環境に片手でも片足でもつっこんでいた方がいいかなと思い、科目履修生に申し込んだ。

受験料35,000円、入学金50,000円(修了生は半額)に、1科目につき5,000円。2科目とれば1科目あたり35,000円也。Globisより内容はかなり落ちるだろうけど、どうやら学生証も手に入るらしいことも考えると値段は高くない。

「堀口さん、石井先生がもうよければ始めようっておっしゃてますけど」

時計を見るとまだ集合時間の9時になっていない。

「何を聞くこともないんだけど、わかってるんでしょ。1年間だけどこの科目を半期に一気にとってもいいし、2期に分けてとってもいいし...」

「ところで、オープンデーの手伝いしてくれんか? これから受けたい人に修了生がいろいろ答えてあげる相談員みたいなやつだけど」
「いいですけど、正直にしか話せませんよ」
「そんなのいいんだ」

「じゃぁよろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします」

っと他愛もない話をして「面接試験」なるものが終了。まだ9時10分にもなってない。

朝すごく焦って出てきたのはなんだったんだろうか。半日得をした。