鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

M8-20

2013-05-10 20:59:49 | 天体写真
7日撮影のM8とM20のツーショットの画像処理が終わりました。
4日の自宅のからの写真に比べ、写りが格段に向上しています。
梅雨入り前にとりあえず1枚押さえることができました。

堂平山よりも暗いところにでかければ、もっとクオリティーが上がるでしょう。
それだけの時間がとれるかどうか・・。


M8-20
タカハシFC100 レデューサー使用 LPSP2フィルター
3分露光×5枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県ときがわ町
コメント (2)
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強風の下

2013-05-08 19:43:57 | 天体写真
6日の夕方、前線が関東地方を通過したらしく、7日は朝から快晴でした。
空を見上げながら、「チャンスを逃した・・・。」とその日1日ずっと思っていました。

幸運にも好天は7日の夜も続きました。ただし、一時的に冬型になったのか、強風です。

これを逃すと、この先いつ撮影のチャンスが来るかわかりませんので、
平日にもかかわらず堂平山まで行ってきました。

自宅から山頂下の観測地まで、約50分。
午前0時出発です。

1時少し前に現着して、望遠鏡を組み立てます。
薄明開始が3時50分頃ですから、約2時間撮影に費やすことができます。
今回もFC100でM8とM20のツーショットをねらいます。

ただ、風が一向に収まらず、木が大きく揺れます。
谷を渡る風の音もギョエーギョエーと不気味な音です。

風裏の観測場所を選びましたので、影響はそれほどでもなかったのが幸いでした。

透明度が思ったほどでなく、3分露光が限界だったのは少し残念。
それでも南の空にはさそり座がくっきりと見えました。
肝心の写真は処理がまだなので、後ほど。

写真は撮影中に撮ったそのさそり座です。
三脚を持って行かなかったので、キャンプ用の椅子にビニールテープでカメラをくくりつけました。
ケーブルレリーズもなし、そーっとシャッターを押したつもりですが、
わずかにカメラが動いています。


さそり座
キヤノンEOS X5 EF-S18-55(18ミリ)F5.6
露出30秒×4枚 比較明合成
埼玉県ときがわ町

コメント (2)
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テスト撮影

2013-05-06 14:46:15 | 天体写真
ゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいました。
実家の家業は農業で、わずかばかりの水田を耕作しています。
この時期、その準備が忙しく手伝いに狩り出されてしまいました。
例年のことなんですけどね。

さて、毎年夏の天体を撮ろうと思いながら、梅雨の時期と重なるので
思うように撮れないでいます。
梅雨を過ぎると7月も後半で、夏の天体は夜半には大きく西に傾いてしまいます。
そんなわけで、夏の天体を良い条件で撮影しようと思うと、
4月から5月の明け方にねらうことになります。

4月は仕事柄多忙だったために、撮影する機会を逃してしまいました。
5月は連休明けから20日頃までチャンスがありそうです。
6月の梅雨入り直前も可能性があります。

ということで、今年は夏の代表的な天体、M8とM20のツーショットにねらいを定め、
撮影してみようと思っています。

画角的にちょうど良く収まるのは、フルサイズ機の場合600ミリ前後になります。
以前借りていたFC100ですが、今回は純正レデューサーも借りてきました。
これによりF=5.9 焦点距離590ミリとなり画角的にはぴったりです。

とりあえず自宅の庭先でテスト撮影です。

露出時間はわずかに1分、ノータッチガイドで撮影します。

純正だけあって、周辺部まで良好な星像です。
しかしどういう訳でしょう、中心部分がまるくかぶってしまいました。
内面反射の影響でしょうか。
通常の周辺減光の補正では取りきれませんでした。
フラットの補正をすればこのカブリはとれると思うのですが・・・


M8-20(周辺部をトリミング)
タカハシFC-100+レデューサー F=5.9 LPSP1フィルター
1分露光×5枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県鳩山町
コメント (2)
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