鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

テスト撮影(その2)

2011-10-31 12:36:11 | 天体写真
前回と同じ晩の撮影です。
M45プレアデス星団です。
望遠鏡のF値が9と暗いのに、
メローペをとりまく薄いガスまで写ってくれました。
銀塩時代には考えられないことです。
デジタル様々ですね。

M45
ビクセン8cmED屈折 直焦点
LPSP2フィルター
キヤノンEOS5Dmk2 5分露光×4
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テスト撮影

2011-10-27 20:35:17 | 天体写真
昨日は天気がよかったので自宅で撮影をしました。
自作のカメラアダプターのテストをかねての撮影です。
ビクセン社のアダプターを使っていたのですが、フィルターが入らないのが欠点でした。
そこで、アダプターを旋盤で削り出し、内側に52φのフィルターねじを切って
フィルターがねじ込めるようにしました。
やはり光害カットフィルターの効果は大きいですね。
ノーフィルターではF9望遠鏡の直焦点で2分露光が限界でしたが、
5分露光まで露出を伸ばせます。
アンドロメダ銀河の淡い部分まで何とか写ってくれたのはうれしい限りです。
このシステムで、光害の少ない場所へ遠征するのが楽しみになりました。


アンドロメダ銀河
ビクセン8cmED直焦点 LPSP2フィルター
EOS5DMK2 5分露光×4
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

400mmF2.8L(その2)

2011-10-16 17:09:51 | 天体写真

FDレンズにEOSボディー?と思われる方もいらっしゃると思います。
直接接続するマウントアダプターもあるのですが、
補正レンズが入って焦点距離が伸びる(Fが暗くなる)ので、使っていません。別の方法を用いています。

400mmF2.8のこのレンズは、前方にレンズ群、後方に絞り系に分かれていて、レンズを途中で切り離せるのです。
後方の絞り系を取り去り、そこに特注でペンタックス6×7のオスマウントを取り付けるアダプターを作ってもらいました。
こうすることで、ペンタックス6×7レンズ用の各種マウントアダプターが利用できるようになり、様々なカメラボディーが取り付けられます。

銀塩の頃は主として6×7を使ってきましたが、現在は6×7-ニコンマウントで、ニコンのボディーを取り付けたり、
さらにニコン-EOSのマウントアダプターを介してEOSボディーを取り付けたりしています。


M8-20
キヤノンFD400mmF2.8L
2分露光×8枚
ニコンD50
埼玉県ときがわ町
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FD400mmF2.8L

2011-10-10 14:47:26 | 天体写真

自分の愛用しているレンズはキヤノンのFD400mmF2.8Lです。買ったのは1986年ですから、かれこれ25年使っていることになります。銀塩時代のレンズですから、カリカリにシャープな現在のデジタル用のレンズと比べたら、星像の甘さは致し方ないところがあります。しかし、その速写性はすばらしく、1分露光でも星雲や星団を写すことが可能です。欠点としては、大きくて重いこと、ピントの位置がシビアなことでしょう。特にピントは気温の影響を受けやすく、気温が3℃変わったらずれてしまいます。そのため、撮影には温度計を持って行き、常に気温をチェックしています。

網状星雲
キヤノンFD400mmF2.8L EOS5DMK2
3分露光×4
佐渡島・大佐渡スカイラインにて
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上弦の月

2011-10-05 20:34:37 | 天体写真

月齢7.0
ニコン10cm屈折直焦点 1/200秒(ISO1600)
ニコンD50

4日(火)は近くの小学校の観望会でしたので、望遠鏡を借りて車に積んでいきました。観望会の始まる前の時間を利用して月を撮影しました。気流は昨日よりはややよいという程度で相変わらず悪かったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする