鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

テスト撮影

2013-05-06 14:46:15 | 天体写真
ゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいました。
実家の家業は農業で、わずかばかりの水田を耕作しています。
この時期、その準備が忙しく手伝いに狩り出されてしまいました。
例年のことなんですけどね。

さて、毎年夏の天体を撮ろうと思いながら、梅雨の時期と重なるので
思うように撮れないでいます。
梅雨を過ぎると7月も後半で、夏の天体は夜半には大きく西に傾いてしまいます。
そんなわけで、夏の天体を良い条件で撮影しようと思うと、
4月から5月の明け方にねらうことになります。

4月は仕事柄多忙だったために、撮影する機会を逃してしまいました。
5月は連休明けから20日頃までチャンスがありそうです。
6月の梅雨入り直前も可能性があります。

ということで、今年は夏の代表的な天体、M8とM20のツーショットにねらいを定め、
撮影してみようと思っています。

画角的にちょうど良く収まるのは、フルサイズ機の場合600ミリ前後になります。
以前借りていたFC100ですが、今回は純正レデューサーも借りてきました。
これによりF=5.9 焦点距離590ミリとなり画角的にはぴったりです。

とりあえず自宅の庭先でテスト撮影です。

露出時間はわずかに1分、ノータッチガイドで撮影します。

純正だけあって、周辺部まで良好な星像です。
しかしどういう訳でしょう、中心部分がまるくかぶってしまいました。
内面反射の影響でしょうか。
通常の周辺減光の補正では取りきれませんでした。
フラットの補正をすればこのカブリはとれると思うのですが・・・


M8-20(周辺部をトリミング)
タカハシFC-100+レデューサー F=5.9 LPSP1フィルター
1分露光×5枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県鳩山町
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今年こそは・・・ (☆hiro☆)
2013-05-06 21:47:25
5月から6月に掛けての夏の銀河を撮影しようと思っているのですが、好天に恵まれたいものです。
返信する
チャンスは意外に少ない (間の田)
2013-05-07 05:21:35
例年梅雨入り直前に好天が2~3日続き、その後梅雨にはいることが多いです。梅雨入りの平均日が6月11日、今年は6月9日が新月ですから6月5日(水)から9日(日)までがラストチャンスになりそうです。梅雨明けが運悪く満月ですので、夏の銀河は8月上旬までお預けです。あとは梅雨の中休みがあるかどうか・・・。
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