Ｍ９７－１０８

久しぶりの更新です。

４月から職場での立場が変わり、とても忙しくなってしまいました。
加えて天気の方も芳しくなく、思うように撮影ができていません。
こまめな更新とはほど遠い状態になって恐縮至極です。

さて、画像はおおぐま座にあるＭ９７（フクロウ星雲）とＭ１０８銀河です。
一月前の撮影ですがご勘弁を。

改造の効果でこちらも１０００ミリの写野に余裕で収まっています。
資料によればＭ９７までの距離７５００光年、Ｍ１０８までは４６００万（！）光年。
Ｍ１０８のほうが６千倍以上も遠いのです。うーん。

考えてみれば、恐竜時代が終わってほ乳類の時代になった頃にこの銀河を出発した光が、
遙か離れた地球に届き、面積たかだか３００平方センチの鏡に受け止められて像を結んでいる。

なんとすごいことか！！


２０cmＦ５反射　直焦点 キヤノンＥＯＳ５ＤＭｋ２（赤外改造）
コマコレクター３　ＬＰＳＰ２フィルター
２分３０秒露光×４
埼玉県鳩山町