鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

M65-66

2013-04-21 08:47:08 | 天体写真
ここしばらく暖かかったり、寒の戻りがあったりと、安定しません。
春らしいといえば春らしい天気です。

11日は透明度もよく、青空が広がりましたので
しし座の足もとにある銀河の撮影に挑戦しました。

ここのところ、銀河ばかり撮影しています。
これも、春らしいといえば春らしいことです。


M65 M66 NGC3628
20cmF5反射 直焦点 コマコレクター3 LPSP2フィルター
3分露光×5枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県鳩山町
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M101

2013-04-13 21:04:29 | 天体写真
4月当初は暖かな日が続き、桜も例年より早く咲き散ってしまいました。
このごろになって寒気が入り込み、寒い日が続きました。

7日の夜、NGC4565が西空に回ってくるのを待つ間
撮影していたのがこのM101でした。

NGC4565とは逆に銀河を真上から見ています。
特徴的な渦巻きの様子を撮影することができました。

昔、ハッブルは楕円銀河からだんだん渦巻きが発達していくと考えて
こういった銀河を「晩期型」と呼んでいましたが、
現在の銀河進化モデルは全く違うようです。


M101
20cmF5反射 直焦点 コマコレクター3
4分露光×5
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県鳩山町
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NGC4565

2013-04-08 21:41:12 | 天体写真
3月末は天気が思わしくなく、パンスターズ彗星もそれ以来満足にに写せませんでした。
4月に入り天候の良い日を選んで挑戦してみましたが、
夕方の空ではもうとらえることができません。
彗星は明け方の空に回っていますので、そちらの方が可能性があるようです。

7日の日曜日、爆弾低気圧が過ぎ去ったあと、急速に青空が広がりました。
この時期にしては透明度がよく、久しぶりに自宅の20cm反射で春の銀河を写してみることにしました。

ちょうどかみのけ座あたりが南中していましたので、
エッジオン型の銀河NGC4565をねらいます。

望遠鏡を向けるとまさに南中。テレスコープウエストでは
すぐにスカイセンサーの制限に引っかかってしまいそうです。
ドイツ型赤道儀の弱点です。

しかたがないので、別の天体を撮影し、西空に回ってくるのを待ちました。

透明度は良かったのですが、シーイングが悪く、星像が肥大しています。
それでも典型的なエッジオン銀河の形を写すことができました。

よく見ると周辺にいくつかの暗い銀河も写っています。
NGC4565の右下の銀河はNGC4565Aで14.5等、
同じく右上縦に2つ並んでいる銀河がNGC4565BとCで
いずれも15.5等の銀河です。


NGC4565
20cmF5反射 直焦点 コマコレクター3 LPSP2フィルター
4分露光×5枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県鳩山町
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