３月１０日１２P彗星を撮影

先週末は快晴の日が続きました。
新月期でもありますのでどこかに、と思っていましたが
山には南岸低気圧の影響で関東地方に降った雪がまだ残っていそうです。
土曜日、いつもの友人から西空の開けている場所を目指して撮影に行く連絡を受けました。
同行したかったのですが、日曜日の午前中にどうしても外せない用事があり残念ながらことわざるを得ませんでした。

翌日曜日も天気は上々です。
友人は都合が悪いとのこと。一緒に行くことはかないませんでしたが、雪の様子を聞いておきました。
堂平山方面は行けそうな気がします。
ボランティアでお世話になっている天文台の管理人さんに電話をしてみたところ、
「天文台までなら来れるよ。」とのこと。
それならば天文台近くの路上から西空の彗星限定で撮影しようと思い、出かけることにしました。

思いのほか風が強く、気温の割にはとても寒く感じます。
正味１時間ほどの撮影でしたが、手がかじかんで小さなボタン類は操作するのに苦労しました。
肝心のほうき星は思ったより明るく、双眼鏡でも楽に見えました。
ただ、地平線に近いためか光害の影響を強く感じます。
適正露光はわずか１０秒。撮影枚数を増やして対応することに。

撮影を終えて帰宅したのが２１時少し前。
体力的な負担を感じることなく行ってこれたのもまた良かったです。


３月１０日の１２P彗星（画面右が北）
400ｍｍ F2.8（自作F3.3絞り）　Comet BP フィルター
ニコンＺ６（ＨＫＩＲ改造）
１０秒露光×１０枚
埼玉県ときがわ町