鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

夏の大三角

2012-09-17 08:14:51 | 天体写真
先日テストしたレンズ、シグマ28ミリを持って山に行ってきました。

割と透明度はよかったものの、堂平山周辺では光害の影響は避けられません。
加えて広角レンズには光害カットフィルターが取り付きませんので
あまり露出がかけられませんでした。

途中、思わぬ電池切れに悩まされましたが何とか1カットだけ押さえることができました。


夏の大三角
シグマ28mmF1.8(F4に絞る)フィルターなし
1分30秒露光×4
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県ときがわ町
コメント (2)
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旧レンズのテスト

2012-09-15 13:06:09 | 天体写真
銀塩時代、愛用していたのはペンタックスのカメラです。
明るいレンズも多く、望遠鏡に取り付けるマウントアダプター類も豊富に出回っていました。
何よりニコンなどより安価であったのが魅力でした。

デジタル時代になって天体用のカメラもニコンそしてキヤノンと乗り換えてきましたが、
古い銀塩時代のレンズも手放さずに残っています。マウントが違うので全く遊んでいました。

ところで、キヤノンのEOSマウントはフランジバックが短く、それゆえ工夫次第では
他社のレンズを取り付けることができます。
最近になってペンタックスKレンズを取り付けるマウントアダプターが販売されていることを知りました。
ほかに使う目的もあり、早速購入してみることにしました。

旧レンズ復活第1号はシグマ28ミリF1.8です。
このレンズはしし座流星雨用に買った明るい広角レンズで、
当時としてはワイドでしかもF1.8という明るさが売りでした。
星座写真を撮るワイド系のレンズを今持ち合わせていませんので、
できることなら復活させてやりたいところです。

マウントアダプターを取り付けてキヤノンのボディーに取り付けます。
(取り付けるにはレンズの若干の改造が必要です。もうペンタックスのカメラには
 取り付けないこととして絞りバネ連動ピンを自分で切断しました。
 さらに信号ピンとカメラ内部との干渉を防ぐため、レンズが傾いた位置で取り付けられます。)


自宅の庭先で試写してみました。
写真はいずれも右上隅、1/3(面積では1/9)の部分です。

F1.8(開放)


F2.0


F2.8


F4.0


F2.8でも無理をすれば使えそうですが、周辺減光もありF4が良さそうです。
周辺部までシャープな星像を求めるなら、さらに若干トリミングするのも手です。


F4.0の全体像です。若干のトリミングをしてあります。

夏の大三角
シグマ28mmF1.8(F4に絞る)
1分露光×4
キヤノンEOS5Dmk2
埼玉県鳩山町
コメント (2)
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M27(あれい星雲)

2012-09-09 10:56:30 | 天体写真
9月に入りました。
ここ埼玉県では9月になっても日差しが強く、暑い日が続いています。
水不足が心配されています。
とはいうものの、夜には一時のような蒸し暑さからは解放され、ずいぶんと涼しくなりました。

8日の夜は天気もよく、自宅からもうっすらと夏の天の川が見られましたので
月が出るまでの時間を使って久しぶりの天体撮影です。

いて、さそり座あたりはもうすでに西に傾き、撮影は無理ですので
天頂付近の明るい天体をねらいます。
天気と透明度に恵まれれば、光害の中からも意外と良く写るものです。


M27
20cmF5反射直焦点 コマコレクター3 LPSP2フィルター
3分露光×4枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
埼玉県鳩山町

コメント (2)
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