アンタレス付近

連日猛暑が続いています。
暑いのもかなわないのですが、雨が降らないのが農家としてはつらい。
畑はカラカラ、水田も毎日水揚げが必要です。
ガソリン価格が恨めしい・・・。

６月に梅雨の晴れ間を利用して遠征したとき、
メインに狙っていたカットの画像処理がようやくできました。

アンタレスの周りの散光星雲です。
この領域はカラフルなことで有名ですが、空の条件の良い所で
十分な露出をかけないと描き出すことが難しいと聞いていました。

遠征先はまずまずの空で、アンタレスが南中する前後を狙って撮影します。
ガイドエラーも考えて撮影枚数を多めにしました。

強めの処理をしましたので、それでも荒れた仕上がりになってしまいましたが、
目的のカラフルさが捉えられましたので、個人的には満足しています。


アンタレス付近
キヤノン　EOS 5D MKⅡ（赤外改造）
２００mm F2.8(3.2)
１５０秒露光×１６枚
群馬県妻恋村

M16-17付近

関東地方の梅雨が明けたと思ったら、西日本では集中豪雨。
大変なことになっていました。
被害にあわれた方々の一刻も早い復旧を願ってやみません。

自分はといいますと、父の三回忌の法事とかなにやらで週末が何かと忙しく、
思うことがなかなかできませんでした。
まとまった時間が久しぶりに取れましたので、
前回撮影の画像を処理することにしました。

今まで使っていた画像処理ソフトがバージョンアップされましたので、
旧バージョンのものと使い比べながらの処理です。

新バージョンではダークやフラットの処理とコンポジットが自動化されましたので、
必要な画像を指定してしまえば、あとは待っていればよく、
この点は非常に楽ちんです。

一方、スライダーによる処理は、やっていることの中身が見えないというか
ブラックボックスのように感じます。

２つのバージョンを比べて使いましたが、今回は旧バージョンによる処理です。
あまり派手にしないこの程度の処理のほうが自分は好みです。


Ｍ１６－１７付近
キヤノン ＥＯＳ　５Ｄ　ＭＫⅡ（赤外改造）
２００ミリＦ２．８（Ｆ３．５）
２分露光×６枚
群馬県嬬恋村