横たわる北斗

８月６日の写真をもう一枚。

この日現地に到着してみますと、地平線近くまで雲一つない好天です。
北斗七星が地平線のすぐ上に横たわっていました。
透明度がよほどよくないと、こんな景色は見ることができません。

急いでカメラをセットし、北極星を取り入れた構図で撮影してみました。


横たわる北斗七星
キヤノン EOS Kiss X5 EF-S 18-55 (18ミリ)
３０秒露光×２０枚
群馬県昭和村

Jacques彗星（２）

６日撮影のジャック彗星の画像をもう一度処理してみました。

撮影した１６枚をすべて合成してみます。
時間が１時間近くかかっていますので、その間に彗星が移動しています。

合成は彗星核を基準にしました。

天の川の中にあるので、すごい星の数です。
彗星のモーションに合わせると、星は線になります。
その影響で画面がすばらしく賑やかになってしまいました。

不自然にならない程度にソフトで星を小さくしてみました。

はたして彗星の尾は見やすくなったでしょうか。



Jacques彗星
400mm F2.8(F3.3)
３分露光×１６枚　彗星核基準で合成

Jacques彗星

連日暑い日が続いています。
８月６日、我が鳩山町は全国３位の猛暑を記録しました。
どおりで暑いわけです。

天気は快晴で、夕立の気配もありません。
思い立って明け方のジャック彗星の撮影に行きました。

上弦の月が沈むのが０時ころ。
この時間に撮影地に到着するように家を出発します。

雲はほとんどなく、きれいな天の川が広がっています。
ときどき見える流れ星を見ながら、露光を繰り返しました。

カメラのモニターでは明るい頭部しか確認できませんでしたが、
画像処理で尾がうっすらと見えてきました。



Jacques彗星
400mm F2.8 (自作 F3.3絞り）LPS P2フィルター
３分露光×４枚
キヤノン　EOS 5D Mk Ⅱ
群馬県昭和村