鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

梅雨の晴れ間その2

2015-06-30 21:32:37 | 天体写真
明日は7月。1年もちょうど半分が過ぎてしまいました。
今年は太平洋の高気圧が弱いそうで、梅雨明けは遅くなるかもしれません。
心配です。

先週は中頃晴れ間があり、月を撮ることができましたが
週末は強い雨が降りましたが、今週月曜は一時的に晴れ間がやってきて
夜になっても好天が続きました。
久しぶりに星も見えています。

久しく望遠鏡で星を覗いていなかったので、観望のつもりで土星を見てみました。
すると意外によいシーイング。カシニの空隙もはっきり見えます。
雲も少なくしばらくは見えていそうなのでカメラを持ち出しました。

あまり代わり映えのしない絵ですが、今回もわりとシャープなイメージを得ることができました。

5月2日の写真と比べると、輪の上にできている本体の影が逆になっています。
2ヶ月の間に衝を通り過ぎ、地球との位置関係が変わっていたことがわかります。


6月29日の土星
20cm F5 反射 SW18ミリ 拡大
キヤノン EOS Kiss X5 動画から約250枚合成
レジスタックスによるウェーブレット処理
埼玉県鳩山町

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の晴れ間

2015-06-26 18:46:10 | 天体写真
梅雨に入り、雨や曇りの日が多くなりました。
晴れてばかりでも農家にとっては困りますので、時々雨が降るのも必要です。
我が家の水田は水持ちが悪く、動力ポンプによる揚水が必要なため、
しっかりとした雨が降るのは大助かりです。
個人的にも蒸し蒸しした薄曇りよりも、雨降りの涼しさの方が好きですね。

この時期、天体写真を撮れるような快晴は期待薄ですが、
月や惑星をとるぐらいの晴れ間はときどきやってきます。
薄雲や雲の切れ間から月や明るい星が姿を見せます。
昨日の晩はまさにそんな天気でした。

夕食後何気なく外に出てみますと、上弦をわずかに過ぎた月が雲間から見えました。
先月、解像度のよい月の画像を得ることができましたので、
今度はその手法で、全体像をパノラマ合成してみます。

望遠鏡の焦点距離が長いと合成枚数が多くなり苦労しますので、
前回の「月スペシャル」でなく、いつもの20cmを使うことにしました。
横位置3枚を縦につなげれば、全体が収まります。

なかなかよい絵ができましたのでご覧ください。
(※いつもとは逆で、北が上になっています。)


月齢8.9
20cm F5反射 直焦点 コマコレクター
キヤノン EOS Kiss X5 デジタルズーム3X 
南・中・北の3つに分けた動画をレジスタックスによるウェーブレット処理の後パノラマ合成
埼玉県鳩山町
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする