ふたご座さらに

今週はじめ、関東地方に雪が降りました。
当地でも１５センチほどの積雪になり、ビニルハウスが倒壊しないように
早起きして朝から除雪を繰り返しました。
おかげで被害はなく済みましたが、今週末はまた雪のようです。

前回、ふたご座に星座線を入れてアップしてみましたが、今回もその続きです。
星座線だけでなく、境界線も入れてみました。
ふたご座以外の部分の輝度を落として重ねています。

以前から星座写真をこんな風にしてみたかったのですが、
ようやく作ることができました。

新天体が現れると、「何座」に現れたかが重要で、
星座線のほうは天文学的にはあまり重要ではないからです。

どこまでが星座かわかっていっそう星座写真らしくなったようにおもうのですが、いかがでしょう。


ふたご座　（撮影データは前回）

ふたご座２題

暖冬傾向が続いていましたが、今週に入りようやく寒さが本格化しました。
わが職場の寒暖計も-４℃を示し、出勤時には手もかじかみます。
それでもやっと平年並みとのこと。この先どうなることやら・・・。

昨年末に星座写真を何枚か撮影したのを処理しましたので、アップしようと思います。
分かりやすいように星座線を入れて。

今回はふたご座です。
星座線の引き方も幾通りかあるようです。
代表的な２例を・・。

上のつなぎ方が一般的。下のほうが双子らしいともいえます。




ふたご座
35mm　F1.4（F４に絞る）
１分露光×８枚
キヤノン EOS 5D MkⅡ（赤外改造）
群馬県藤岡市

秋の二重星

ずっと以前に夏の二重星をアップしましたが、続編が続かずそのままになっていました。
ということで、秋の二重星を撮影してみました。

季節は冬ですが、夕方の西空、まだ薄明の残る中での撮影です。
ただ、シーイングの影響が大きい。
離角の小さい二重星はシーイングの良い晩を選ぶ必要がありそうです。


δCep ３～４等－6.3等　離角41秒
主星は有名なセファイド型変光星　　離角も大きく色の組み合わせもアルビレオによく似ている。


γAri　4.8－4.8等　離角　7.8秒
等光二重星　　離角も小さく本当に二重星らしい。


γAnd　2.3－5.5等　離角9.8秒
アンドロメダ姫の右足の先　　アルマク　　秋の二重星ではナンバーワンと言われている。

共通データ
20cm F5 反射　SW18ミリ　拡大撮影
キヤノン　EOS Kiss X5
埼玉県鳩山町

※タテ位置の写真を横向きでアップしてしまいました。写真の右が北になります。　

カテリナ彗星

暖冬が続いていますが、今夜からは冷え込むとの予報です。
本格的な冬になるのでしょうか。

１２月に撮影に出か開けた時の写真が、いろいろなことがあって未処理になっていました。
ようやく絵にすることができましたので、アップしようと思います。

撮影ししたのはカテリナ彗星。
昨年１１月に近日点を通過しましたが、あいにく南の空低く、太陽にも近かったために
観測することが不可能でした。

１２月になってようやく国内でも見えるようになってきましたが、
何かと忙しく、撮影できないでいました。

撮影できたのは１２月も半ばを過ぎた１９日。
上弦近い月は前半夜でしずんでしまうので影響あありません。

地球との位置関係で、２本の尾が大きく広がっています。
見やすくするため、モノクロ反転しました。


カテリナ彗星 2013US10
１２．５cm 屈折　直焦点　RC0.77 LPSP2フィルター
１分露光×１６枚
キヤノン　EOS 5D MkⅡ（赤外改造）
群馬県藤岡市

初撮り２

２日の初撮りの続きです。
これも定番の馬頭星雲。
赤色の描写を上げるため赤色だけ別撮りしてみました。

光害のためでしょうか、手をかけたほどには描写は向上していません。


馬頭星雲
20cm F5 反射　直焦点　
LPS P2フィルター２分露光×８枚（B・G）
R64 フィルター　８分露光×４枚（R)
キヤノン　EOS 5D Mk Ⅱ（赤外改造）
埼玉県鳩山町