鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

梅雨の中休みに②

2023-06-22 20:19:04 | 天体写真
先日の撮影行の別カットです。こちらも型通りの領域になります。

構図を縦位置から横位置に変更してカメラの向きを変え、何枚か試し撮りをして本撮影。
露光時間も同じにしましたので、ダークもフラットも共用です。

画像処理してみて感じたのは、もう少し長いレンズのほうが良かったかもということ。
いずれもう一度撮影してみたいと思います。


M8とその周辺
300mm F4 NB1フィルター
2分露光×8枚




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梅雨の中休みに

2023-06-20 21:01:54 | 天体写真
先週末は降り続いていた雨が上がって、梅雨の中休みでした。
友人から撮影の誘いがあり、週末の金曜、土曜のどちらの晩に行こうか考えた末
金曜の晩に行くことに決定。
というのも経験上、天気の回復期のほうが高気圧の中よりも空の透明度が良いからです。
問題は梅雨のさなかなので湿度がどうかということ。
行ってみなければわかりません。とにかく機材一式を車に載せ、いつもの場所に向かいました。

現地には明るいうちに到着し、機材をセット。買ってきた弁当で夕食を済ませます。
夏至が近いので撮影できるのは午後9時過ぎから明け方は3時前まで。
今回は対象を絞っての撮影となりました。

空には雲一つなく、心配された透明度も悪くありません。
夜半前、午後11時を過ぎるころには光害も幾分弱まって好条件となりました。

写真は狙っていたさそり座頭部、アンタレス付近の星野です。
カラフルな領域として有名ですが技術がまだまだでしょうか、かなり強い処理をしたにもかかわらず
思うような写りにはなりませんでした。

南に低いさそり座や夏の天の川は撮影のチャンスはそう多くはありません。
この次に撮影するのは来年、ということになりそうです。


アンタレス付近の星野
300mm F4 NB1フィルター
2分露光×30枚
ニコンZ6(HKIR改造)
群馬県藤岡市
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彗星会議2023その3エクスカーション

2023-06-11 08:41:41 | 日記
彗星会議終了後、実行委員長の案内で岡山天文台を見学しました。

かつて日本最大の望遠鏡であった188cm望遠鏡(通称ナナヨン)の大ドームをはじめ、
堂平の姉妹機である91cm望遠鏡(通称サブロク)などのドームが立ち並ぶ姿は圧巻です。



そして新しく国内最大となったせいめい望遠鏡のドーム。



扇形の鏡を組み合わせた望遠鏡は有効径3.8メートル。
独特のトラス構造は今までの望遠鏡の常識をやぶる姿です。





説明によればポインティングと追尾の精度が非常に高く、はやぶさ2の帰還する姿を撮影したとき、
一発でセンサーの写野のど真ん中に入ったとのこと。改めて制御技術の高さに感心します。
いっぽう実験開発機であるため、いろいろと問題点もあるそうで、
それらをクリアしながら、多くの成果を上げていってほしいものです。



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彗星会議2023その2

2023-06-09 10:33:48 | 日記
彗星会議倉敷の続きです。

2日目は運営委員会と分科会が行われました。
運営委員会は会計やこれからの会議の方向性、開催地などを決めていくものです。
全国から20名近い委員が集まりました。



その後は会場を移しての分科会。
彗星物理に関する分科会に出席しました。
今回はナトリウムの尾の観測方法やその起源について、また彗星ダストの特性についての情報交換がありました。


分科会の報告をする川北委員長

来年度は関東方面(東京)で開催される予定です。

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彗星会議2023

2023-06-07 18:09:33 | 日記
今年の彗星会議は久しぶりの対面で、倉敷市で開催されました。
大雨で新幹線が午前中運休になって、たどり着くのが大変でした。
何しろ家を出たのが午前6時、着いたのが午後6時半。都合12時間以上もかかっています。

さて、肝心の彗星会議ですが、出席できたのは懇親会から。お酒の席に間に合ってよかった。
疲れもあって2次会は遠慮しました。

会場となったのは倉敷天文台。かの有名な本田実さんのご自宅のあったところです。


会議の合間にドームを見学。
ドームの中にはカルバー30cm赤道儀が収められていました。

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