赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

防衛省は高精度のミサイル探知レーダーの開発を急げ current topics(421)

2019-10-02 10:01:01 | 政治見解




current topics(421):
防衛省は高精度のミサイル探知レーダーの開発を急げ
 


北朝鮮は本日(10月2日)午前7時10分頃、東岸から2発の弾道ミサイルが発射。このうち1発が北朝鮮沿岸の日本のEEZ(排他的経済水域)の外に落下、もう1発が島根県島後沖日本海上の排他的経済水域内に落下した模様です。

今回のミサイル発射について、情報筋からは日本の探知能力の限界に対して厳しい意見が寄せられましたのでお伝えします。



北が打ち上げたミサイルについて、最初に探知したのは韓国軍でした。

実は日本の防衛省の探知能力は限界があり、韓国軍よりも先に探知することは難しいようです。
強がりを言っている人もいますが、旧来のレーダーシステムを使っているためどうしても韓国軍や米軍に頼らざるを得ません。

この問題を早急に解決しなければ、「GSOMIA破棄」は韓国軍に主導権を握られる結果を招きます。
まさに防衛省の緊急課題です。

誰も言いませんが「防衛省はミサイル発射を高精度で探知できるレーダーの開発と設置を急げ」ということです。

このままでは近隣諸国からの軍事的な攻撃に負けてしまいます。




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海外脱出をはかるサムスン コラム(313)

2019-10-01 21:05:00 | 政治見解




コラム(313):海外脱出をはかるサムスン



ラグビーワールドカップ初戦の9月20日、東京スタジアムには財界関係者からの招待に応じたサムスン電子副会長李在鎔(イ・ヂェヨン)氏の姿がありました。

氏は来日直前にサウジアラビアを訪れ、ムハンマド皇太子とも会談をしています。

こうした行動の背景にはサムスンが本気で韓国脱出を計画しているという事実があります。

韓国政府は何かと中国寄りの政策を打ち出し、中国政府からサムスンに提案された半導体共同開発計画を国としても積極的に進めていました。しかし、韓国政府の努力もむなしくサムスンはこの提案を簡単に拒否しています。

一方、サムスンは日本のサイバーセキュリティー会社のブループラネットワークスとの提携によるスマホの販売計画を進めたり、KDDIが次世代5G通信基地局にサムスンを選定するなど急速に日本との連携を強めています。

サムスンは韓国のGDPの18%、輸出の21%を占め、国家経済が不安定な中、サムスンが韓国から出て行くことにでもなれば韓国は国家としての衰退を免れることはできません。

当ブログの情報筋は、今後のサムスンの動向について次のように話しています。


サムスンの首脳は韓国政府に対しほとほと嫌気をさしています。
最近サムスンが国際的に評価されないのは韓国政府の責任だと考えています。
また、政治家が要らぬ口出しをするので、あちこちで摩擦が生じていると考えています。

サムスンの首脳たちは日本に対しては決して反日感情はなく、むしろ日本の文化風土を好み、
日本でのビジネス展開を積極的に進めようとしています。

今回のラグビーワールドカップの観戦は、秘密裏に日本政府高官との会談を行うためです。
日本では経産省のトップクラスの人物との接触があったようです。
また、すでにソフトバンクの孫社長とも接触しています。

一方、ファーウェイとの提携は、政治がらみでもありサムスンにとってあまりメリットがないようです。
むしろ日本のメーカーや通信大手のほうが遥かに重要な位置づけになっています。

サムスンは3年ほど前から海外移転を検討していました。
前政権でも今の政権下でもいつもサムスンは不自由なビジネス活動を強いられているようです。
経営トップが何度も検察に拘束されたり、裁判沙汰になったり、会社の捜索を繰り返されたり、
挙句に韓国メディアにも叩かれています。

つまりサムスンにとっては先の見えない韓国から脱出して、拠点をもっと自由で解放的な国に移したいわけです。
サムスンは日本政府にその可能性についての打診や確認のために接触したようです。



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