コラム(359):
中国包囲網の強化を主導した菅総理大臣
イギリスで開催されたG7サミットでは「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」、「自由や平等、人権の保護などの力を使って挑戦に打ち勝つ」と宣言し閉幕しました。
当ブログが信頼する情報源は、菅義偉首相への評価を以下のように言及しています。
菅総理大臣は対中国政策について安倍政権よりも一段踏み込んだ意思表明をしました。
国内的には野党政党に怯まないだけでなく、親中派議員の意見などを排除しています。
G7の首脳の中でもバイデン氏と並ぶ力を持っているのが日本の菅首相です。
経済力が高いのでG7内ではワクチンなどの国際協力体制にも主導的な立場にあります。
また、前回の日米首脳会談では、日本がアメリカに頼るだけでなく、独自に防衛力の強化を図ることが話されたので、アメリカは日本に絶大な信頼を寄せています。
バイデン氏は大統領選で親中派と言われていたことが自分の最大の弱点であることを知っています。大統領選の時から親中派的な周辺環境を消し込むためにあらゆる手立てをしていました。また、息子の問題も完全に消し込みました。
そのため、バイデン大統領も現在は堂々と対中国強硬策をとっています。
イギリスはじめクワッド加盟国も日本の防衛力強化を容認しているので菅総理大臣は自信を持って臨みました。むしろ安倍晋三氏よりも強気です。国内世論も菅総理の防衛力強化政策や外交政策には反対しません。
特に中国を念頭にした防衛力強化政策は日本共産党も反対していません。
防衛予算の増額も支障なく通ることになります。
今回のG7は、中国包囲網を強化するために開催された首脳会談であったと言えます。クアッド(Quad:日米豪印4か国協力)の加盟国であるオーストラリアとインドを招待したことがそれを物語っています。また、中国への債務を抱えているアフリカ諸国の代表である南アフリカを招待したことは、中国にとって大きな痛手になることは間違いありません。さらに、韓国を招待することで、暗に韓国が国家として明確な態度表明をするよう迫っています。
G7の結束により、中国が台湾を侵略し太平洋への橋頭保を築こうとする野望は一層困難になってきました。
G7は今後、中国の一帯一路計画の無力化をはじめ、中国経済封鎖なども視野に入れています。当然、22年の北京冬季五輪ボイコットも予想されます。
ところで、中国包囲網を最初に提唱したのは安倍前総理でしたが、さらに強固にしたのが他ならぬ菅総理大臣です。メディアの見当違いの低評価とは裏腹に、首脳会議で中国包囲網を鮮明に打ち出した菅首相の存在は他の首脳たちとは比較にならないほど頼もしく大きなものでした。メディアは菅総理大臣の本当の実力を見誤っているのです。
菅総理大臣は中国の策謀を超えた戦略家です。朴訥とした語り口の奥にある菅総理の凄みを理解しない限り、対中国包囲網でG7を結束させた菅総理の本当の実力を測ることはできないのです。
先日、自衛隊がオーストラリア軍艦艇や航空機を警護する「武器等防護」についての発表がありました。メディアはぼんやりしていますが、重大なことを粛々と決定し、異論をはさませない菅総理の実力を高く評価したいと思います。
また、菅総理大臣は国内のコロナ対策においても優れた成果を上げています。
今後も的外れな野党政党の指摘など意に介さず、着実な実績を残していただきたいと願っています。
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