田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

振り返れば~今年の読書

2010年12月12日 | 読書三昧

今年の漢字「暑」に同感し、流行語大賞の「ゲゲゲの~」には違和感を覚えつつ、「国民読書年」でもあった今年、ブログの書評をリストアップしてみたら下記のようになりました。

 ・浅田次郎著「終わらざる夏
 ・中島京子著「小さいおうち」
 ・村山由佳著「アダルト・エデュケーション」
 ・浅田次郎著「マンチュリアン・リポート」
 ・山崎直子著「夢をつなぐ
 ・黒井千次著「高く手を振る日
 ・吉田修一著「悪人」
 ・村上春樹著「1Q84(3)」
 ・山本兼一著「命もいらず名もいらず」
 ・やなせたかし著「人生、90歳からおもしろい!」
 ・笹本稜平著「特異家出人」
 ・斉藤貴男著「消費税のカラクリ」
 ・篠田節子著「讃歌」
 ・篠田節子著「女たちのジハード
 ・井上ひさし著「ムサシ」
 ・古川薫編「高杉晋作~その魅力と生き方」
 ・熊谷達也著「銀狼王」
 ・羽根田治・他著「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか
 ・姜尚中著「母・オモニ」
 ・横山秀夫著「看守眼」
 ・外山滋比古著「人生二毛作のすすめ」
 ・船戸与一著「灰燼の暦」
 ・山本一力著「あかね空」
 ・山本兼一著「千両花嫁」
 ・張本勲著「もう一つの人生」
 ・西木正明著「ウェルカムトゥパールハーバー
 ・藤沢周平著「乳のごとき故郷」
 ・天道荒太著「静人日記」
 ・山本兼一著「狂い咲き正宗」
 ・財部誠一著「中国」
 ・山崎豊子著「二つの祖国
 ・山崎豊子著「暖簾」
 ・伊熊よし子著「図説:ショパン」
 ・中村・澤地著「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」
 ・重松清著「きみ去りしのち」
 ・伊藤千尋著「一人の声が世界を変えた!」
 ・川上未映子著「ヘヴン」
 ・帚木蓬生著「水神」
 ・冲方丁著「天地明察」
 ・山崎豊子著「小説ほど面白いものはない」
 ・堤未果著「貧困大国アメリカⅡ」
 ・山崎豊子著「大阪づくし、私の産声」
 ・池澤夏樹著「カデナ」
 ・半藤末利子著「漱石の長襦袢」
 ・佐々木譲著「廃墟に乞う」
 ・北村薫著「元気でいてよ、R2-D2」
 ・乙川優三郎著「闇の華たち」
 ・中村安希著「インパラの朝」
 ・北村薫著「ひとがた流し」
 ・戸塚洋二著「がんと闘った科学者の記録
 ・筑紫哲也著『この「くに」の面影』
 ・湊かなえ著「告白
 ・山崎豊子著「作家の使命~私の戦後」
 ・なかにし礼著「長崎ぶらぶら節」

以上54冊ですが、印象に残ったものを上げると次のようになるでしょうか。

・歴史の重さを痛感させられた本~山崎豊子著「二つの祖国」、浅田次郎著「終わらざる夏」/「マンチュリアン・リポート」、西木正明著「ウェルカムトゥパールハーバー」、船戸与一著「灰燼の暦」など。

・エンタメとして面白く読めた本~冲方丁著「天地明察」、天道荒太著「静人日記」、篠田節子著「女たちのジハード」、山本兼一著「狂い咲き正宗」、北村薫著「ひとがた流し」、なかにし礼著「長崎ぶらぶら節」など。

・話題作ながら問題多いと感じた本~湊かなえ著「告白」、川上未映子著「ヘヴン」、村上春樹著「1Q84(3)」、村山由佳著「アダルト・エデュケーション」など。

さてさて、来る2011年はどんな本と出合えるでしょうか。