今年の漢字「暑」に同感し、流行語大賞の「ゲゲゲの~」には違和感を覚えつつ、「国民読書年」でもあった今年、ブログの書評をリストアップしてみたら下記のようになりました。
・浅田次郎著「終わらざる夏」
・中島京子著「小さいおうち」
・村山由佳著「アダルト・エデュケーション」
・浅田次郎著「マンチュリアン・リポート」
・山崎直子著「夢をつなぐ」
・黒井千次著「高く手を振る日」
・吉田修一著「悪人」
・村上春樹著「1Q84(3)」
・山本兼一著「命もいらず名もいらず」
・やなせたかし著「人生、90歳からおもしろい!」
・笹本稜平著「特異家出人」
・斉藤貴男著「消費税のカラクリ」
・篠田節子著「讃歌」
・篠田節子著「女たちのジハード」
・井上ひさし著「ムサシ」
・古川薫編「高杉晋作~その魅力と生き方」
・熊谷達也著「銀狼王」
・羽根田治・他著「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」
・姜尚中著「母・オモニ」
・横山秀夫著「看守眼」
・外山滋比古著「人生二毛作のすすめ」
・船戸与一著「灰燼の暦」
・山本一力著「あかね空」
・山本兼一著「千両花嫁」
・張本勲著「もう一つの人生」
・西木正明著「ウェルカムトゥパールハーバー」
・藤沢周平著「乳のごとき故郷」
・天道荒太著「静人日記」
・山本兼一著「狂い咲き正宗」
・財部誠一著「中国」
・山崎豊子著「二つの祖国」
・山崎豊子著「暖簾」
・伊熊よし子著「図説:ショパン」
・中村・澤地著「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」
・重松清著「きみ去りしのち」
・伊藤千尋著「一人の声が世界を変えた!」
・川上未映子著「ヘヴン」
・帚木蓬生著「水神」
・冲方丁著「天地明察」
・山崎豊子著「小説ほど面白いものはない」
・堤未果著「貧困大国アメリカⅡ」
・山崎豊子著「大阪づくし、私の産声」
・池澤夏樹著「カデナ」
・半藤末利子著「漱石の長襦袢」
・佐々木譲著「廃墟に乞う」
・北村薫著「元気でいてよ、R2-D2」
・乙川優三郎著「闇の華たち」
・中村安希著「インパラの朝」
・北村薫著「ひとがた流し」
・戸塚洋二著「がんと闘った科学者の記録」
・筑紫哲也著『この「くに」の面影』
・湊かなえ著「告白」
・山崎豊子著「作家の使命~私の戦後」
・なかにし礼著「長崎ぶらぶら節」
以上54冊ですが、印象に残ったものを上げると次のようになるでしょうか。
・歴史の重さを痛感させられた本~山崎豊子著「二つの祖国」、浅田次郎著「終わらざる夏」/「マンチュリアン・リポート」、西木正明著「ウェルカムトゥパールハーバー」、船戸与一著「灰燼の暦」など。
・エンタメとして面白く読めた本~冲方丁著「天地明察」、天道荒太著「静人日記」、篠田節子著「女たちのジハード」、山本兼一著「狂い咲き正宗」、北村薫著「ひとがた流し」、なかにし礼著「長崎ぶらぶら節」など。
・話題作ながら問題多いと感じた本~湊かなえ著「告白」、川上未映子著「ヘヴン」、村上春樹著「1Q84(3)」、村山由佳著「アダルト・エデュケーション」など。
さてさて、来る2011年はどんな本と出合えるでしょうか。