田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

吹雪の日には

2008年02月24日 | 田舎暮らし

2月24日

今日もニセコは猛吹雪でした。
今朝目覚めると、ベランダに5~60cmの吹き溜まりができています。
ベランダは30m2ほど。平均40cmとすると、12m3の雪を片付けなければな
らない訳で、夫婦二人で1時間ほどかかりました。

こんな吹雪の日は、薪ストーブに火を入れて暖をとるのが一番です。
遠赤外線が体を芯から暖めてくれます。拙宅の薪ストーブは、モルソー
2110(スウェーデン)です。正面の大きな耐火ガラスを通して見える炎が
視覚的にも暖かさを感じさせます。

薪ストーブは、田舎暮らしの必須アイテムのひとつで、このために田舎
暮らしを選ぶ人もおられるようです。

拙宅の暖房設備は、電気床暖房(12H稼動)と薪ストーブのハイブリッド
になっています。昼間は床暖房、夕方から夜半までを薪ストーブと使い
分けています。、

ランニングコストは、床暖房が5,000円/月ほど、薪ストーブは、薪にす
る材木代が一冬分で12,000円。4ヶ月焚くとして3,000円/月で、計8,000
円。玄関ホールの深夜電力利用の蓄熱式暖房器を加えても月10,000円
くらいです。昨今の灯油の価格高騰を考えれば、かなり経済的と言える
でしょう。

薪ストーブを上手に焚くために、良質の薪を準備します。良質の薪の条
件は二つ。一つはミズナラ、ナナカマド、イタヤカエデなど硬質の広葉樹
を使うこと。二つはよく乾燥させることです。春早い時期に、材木を購入し
輪切りにして割ります。そしてひと夏じっくり乾燥させます。一冬に必要な
薪は、この写真の3倍ほどの量です。

乾いた薪は、なるべく屋内に格納して風雨にさらさないようにします。
また、焚き付け用に樹木の枝などの細木もよく乾かして準備しておきま
す。これで、外は吹雪でも暖かく過ごすことが出来ます。