ここ最近全国で公開される作品に変化が起きてきているようです。
観客動員数もずいぶんと増えてきているようですが
もちろん全盛時のそれにははるか遠く及びません。
劇場そのものがシネコン化してスクリーン数は増えたのですが
客席の少量化に加え、ロングラン上映の激減と
映画界にも多種多売の流れはとどまるところをしりません。
映画製作の資本にも、広告界やマスコミ特にテレビ界からの参入が
顕著になってきました。時代はCG全盛期です。
この結果、映画の品質も「可もなく不可もなく」
そして、観たい映画がやってこないという現実がやってきました。
これが、どうやら昨年の鑑賞本数激減の答えのようです。
もちろん、私自身の見解ですが・・・。
さて、そんな余波の中での新年1作目のご紹介です。
2006年12月23日から全国順次ロードショー公開中の
この作品にやっとめぐり会いました。
いつものシネコンではなく
大阪・梅田スカイビル4Fにある梅田ガーデンシネマ
110席ほどの小さな佇まいですが
訪れる観客にもどことなく落ち着きが感じられました。
今回は、全国公開でないことから、
ごらんになれない方のためにストーリーも書いておきます。
『ヘンダーソン夫人の贈り物』
人生は決して色褪せない
第二次世界大戦前夜の1937年
ロンドンウエストエンド地区ソーホーに
ウィンドミル(風車)劇場の幕が開いた!
莫大な遺産を受け継ぎ未亡人となったローラ・ヘンダーソンは
ソーホーの中心にあったウィンドミル(風車)劇場を買い取った。
【ジュディ・デンチ(ローラ・ヘンダーソン)】
2005年度アカデミー賞主演女優賞ノミネート
【ボブ・ホスキンス(ヴィヴィアン・ヴァンダム)】
【ケリー・ライリー(モーリーン)】
劇場経営者のほとんどはユダヤ人男性であった当時
ヴィクトリア朝時代のモラルに縛られた上流階級の婦人としては
想像を絶する行動だった。
さらにヘンダーソン夫人は
業績不振に陥った劇場を救う窮余の策として・・・
♪後編につづく
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