点描の世界へようこそ 第１話

先日ある方のブログを拝見しました。
そこには、ブログをはじめた人なら必ず体験する
「壁」のようなものを感じました。
もちろん、私とて同じ・・・
いっそ、ブログを閉じてしまおうか・・・
何度かそんな節目にぶつかったりもしました。

その「壁」は、人によって千差万別なのですが
なぜか止めてしまうことにも不思議と抵抗がありました。
その理由はいたって簡単なんです。

休んでいても、毎日たくさんの方が訪ねてくれている。
コメントは入っていなくても聞こえてきます。
「待ってるよ」って声が・・・。

久しぶりに更新されてみると、やっぱり「いい」
その記事に癒され、やさしくなれると
そっと囁いてくれる方が待っていてくれました。

だから、このブログも閉じないでいます。



このブログでは、以前
『四月の華―落款のない一輪のさくら』で
たった一度だけごらんいただいた【点描画】ですが
モニター上では思いの一端も伝わらない？
ということであえて掲載しませんでしたが・・・
近況報告も兼ねてごらんいただくことにしました。


六月の華のモチーフに選んだ『紫陽花』
とはいえ、これは描きはじめの頃の画像です。
鳥の子和紙の色紙に、丸ペンで描きます。


水性のカラーインクと丸ペンと梅皿が画材です。
おそらくこの画が完成する頃には
１０数色を超えるインクを使っているはずですが
色を混ぜ深みを増したり、薄めたりして・・・

原画を見られた方ならよくお解かりですが
なんとも気の遠くなるような作風です。
これを趣味としてではなく、ライフワークに決めたのですが
決して楽しくはありません。

でも、「面白い」・・・唯一の救いです。

スケッチから完成までのすべてを
居眠りしながら見守っている人？がいます。
アンちゃんです。



第２話は、またいつか・・・。



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