しばらくぶりの更新になりました。
年金問題や赤城農水相の事務所費問題に揺れる国政をはじめ
依然として後を絶たない凶悪犯罪がさらに増加の傾向にある中で
この国は、めざす方向が見えなくなっているようです。
久間前防衛相の「しょうがない発言」がそれを象徴していますが
どれほど、人々のこころを打ち砕いたのかさえ
理解もされていないようです。
ただ、こういう議員たちを選んだ人々がいる、ということだけは
忘れないでいただきたいものです。
明日、参議院通常選挙が公示され、29日には、その審判が下りますが
この情けない国で、私たちが今できることは
これしかありません―必ず投票しましょう。
「棄権することも意思表示」という考えは間違いです。
さて、本題に入りますが、先日こんな記事が目に留まりましたので
ご存知の方も多いかもしれませんが
全文をご紹介しておきます。
ネットの弱点ともいえるのですが、リンクした記事が
数カ月足らずで削除されてしまっています。
【新・決してリードは放しま宣言】
食の安心・安全の崩壊は決して人間社会だけではない
という記事ですが、ペット用の食品についても
含有成分表示を確認することが大切になってきたようです。
要注意! キシリトール 犬には「毒」
7月9日6時7分配信 産経新聞
■含有ペット菓子、なお流通
低カロリーで虫歯の原因になりにくいとされ
人間用の食品では砂糖の代わりに広く使われている甘味料のキシリトール。
ところがアメリカ獣医学協会がキシリトールは
犬には有害となる危険性を指摘した。
日本のペットフードメーカーや小売店などは
キシリトールを除いた製品を開発中だが
店頭には依然としてキシリトール含有のペット用菓子類が並ぶ。
国内でも中毒症状が起きているとみられ
愛犬家は注意が必要だ。(記野重公)
キシリトールを人間が摂取しても血糖値を急に上昇させることはないが
同協会などが昨年10月に行った発表によると
犬がキシリトールを摂取すると逆に強力なインスリン分泌作用が働き
血糖値が急激に低下するという。
30分ほどで元気がなくなり、ふらつき、虚脱などの症状が表れ
ときには生命の危険もある。
「犬の体重10キロあたりキシリトール1グラムの摂取で
治療が必要になる」とし、少量でも症状が出る可能性はあると指摘している。
米動物中毒制御センターが扱った犬のキシリトール中毒は
2004年の約70件から05年は170件に急増
06年は8月までで114件。
背景には、ガム、クッキーなどキシリトール含有製品の増加があるという。
日本では統計や正式な報告例はないが
岩手大学農学部の鈴木忠彦准教授(獣医薬理学)が
獣医師らから聞いた症例では、空腹時などに
甘味料としてキシリトールだけが使われたおやつやフードを食べ
直後に散歩に出た、などの条件が重なった場合に
発症しているようだという。
中毒にいたるキシリトールの量は不明で
他に砂糖や、ブドウ糖源があれば、比較的中毒は起きにくいという。
ペットフード工業会は昨年10月中旬
加盟社に「安全性を確保してから使用するように」と通達したが
今もペットショップなどには、キシリトール配合商品が並ぶ。
アイリスオーヤマ(仙台市)は、中型犬(体重10~20キロ)用のガム
(130グラム中キシリトール0・65グラム)などを販売している。
「アメリカ獣医学協会の見解に照らして安全性に問題はないと判断した」と
説明するが、8月以降はキシリトールを省いて製品をリニューアルするという。
スーパー、ジャスコなどを運営するイオン(千葉市)は
オリジナルブランドのガムを継続して販売している。
「30グラムのガムでもキシリトール含有量は
0・45グラムで安全性に問題はない。
一度になくすと愛用者に不便をかける」という理由だ。
だが、製造は中止し、他の甘味料を使用した商品を開発中という。
各社とも、自社の商品だけを摂取するとして
「安全性確保」と販売継続の根拠にしているが
現実にはガムやクッキーをいくつか食べ合わすことも考えられる。
鈴木准教授は「安易に人間と同じような食べ物を与えないよう
注意が必要だ」と指摘している。
梅雨時期とはいえ、雨傘を持ち歩く日が続きます。
台風4号の接近も気になってきましたが、特に九州地区の
みなさんには、今以上の被害が出ないよう願っています。
香りの主は、アンちゃんよりまだ白い
『梔子(クチナシ)』の花
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