赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

決してリードは放しま宣言Ⅴ

2010-02-05 08:56:32 | (7)決してリードは放しま宣言


先日来、何度となく流れるニュースがあります。
奈良公園の日本鹿が1年間で300頭を上回る数が
激減しているという出来事です。
病気や自動車事故以外に近年増加しているのが
身勝手な餌やりやゴミによる被害が報告されています。
中には、ビニールなどが胃の中に蓄積され
食べ物が未消化のまま衰弱死するという
驚くべき現実もあったようです。
以前は、犬猫やハトへの餌やりだったものが
ところかまわずの野放し状態になっています。
本来動物へのやさしい思いやりのはずが
実は無差別に動物を死に追いやる結果を招いている現実。
複雑な社会環境の変化が人間の心を蝕んでいるのかもしれません。
モラルだけでは片付けられない複雑なものが潜んでいるようです。

さて、今回の主題はこの記事から
どこかに共通するものがありそうです。



犬に「住民票」発行 東京・板橋区
1月21日15時11分配信 産経新聞

東京都板橋区は愛犬の名前などを記載した犬の「住民票」を発行する。
25日から区保健所の窓口で、登録済みの犬を対象に無料で受け付ける。

犬の登録率や狂犬病の予防接種率を向上させるのが狙いで、
区は「飼い犬を対象にした住民票は、全国でも珍しいのではないか」としている。

区内には約5万匹の飼い犬がいるが、登録されているのは約1万7千匹。
住民票は名前や写真、生年月日、種類などを記載。
狙い通りにいくかどうか。

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一見、新しい取組みのように思われる方もいるかもしれませんが
年間30万頭を越えるといわれる殺処分の現状をどう変えていくかを
自治体として取り組んでもらいたいものです。
一方で、少しでも減らす努力が報告されている自治体をはじめ
愛護団体や個人の活動からみれば
単なる思い付きのパフォーマンスにしかみえてなりません。

ちなみに、住民票によってどうなるのかを調べてみると
残念ながら以前と何も変わりません。

板橋区/ペットに関する手続き・問い合わせについて



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