2013年8月9日―
68回目の長崎原爆の日を迎えました。
世界中から戦争と核兵器そして原発が
なくなる日が来ることを祈念し
黙祷を捧げます。
被爆68年、長崎原爆の日 平和宣言「原点に返れ」
朝日新聞デジタル 8月9日(金)11時21分配信
【斎藤靖史】被爆68年となる長崎原爆の日の9日、
長崎市で平和祈念式典が開かれた。
原爆投下時刻の午前11時2分、参列者は目を閉じて犠牲者を悼んだ。
田上富久市長は平和宣言で
政府が核兵器の非人道性を訴える共同声明に賛同しなかったことを
「被爆国としての原点に反する」と強く批判。
核廃絶にリーダーシップを発揮するよう求めた。
政府は4月
スイス・ジュネーブでの核不拡散条約(NPT)再検討会議の準備委員会で
核兵器の非人道性を訴える共同声明に賛同しなかった。
田上市長は平和宣言で「世界の期待を裏切った」
「核兵器の使用を状況によっては認める姿勢を示した」と指摘。
政府に「被爆国としての原点に返ること」を求めた。
原発の技術を輸出するため、NPT未加盟のインドと原子力協定の
交渉を再開したことも、
「NPTを形骸化し、NPTを脱退して核保有をめざす北朝鮮などの動きを
正当化する口実を与える」と批判した。
一方、世界に1万7千発余りある核弾頭の9割以上が米ロ両国のものだと指摘し
両国の大統領に「大胆な削減」に取り組むよう求めた。
そのうえで、
「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにする」という
憲法前文を引用。
そこには国民の決意がこめられているとして
平和を求める原点を忘れないよう
戦争や被爆の体験を語り継ぐことの大切さを訴えた。
反核運動を引っ張った長崎の被爆者、山口仙二さんが7月に亡くなったことを挙げ
減り続ける被爆者の平均年齢が78歳を超えたと指摘。
「ノーモア・ヒバクシャ」という山口さんの演説を引き
若い世代に「被爆者の声に耳を傾けて」と呼びかけた。
式典に出席した安倍晋三首相は「核兵器の惨禍が再現されることのないよう
非核三原則を堅持しつつ、
核兵器廃絶、世界恒久平和の実現に力を惜しまぬことを誓う」とあいさつした。
式典には約5800人が参列し、初参加のインドを含め
過去最多に並ぶ44カ国の代表が集まった。
米国は昨年に続いてジョン・ルース駐日大使が出席し
2011年の初参列から3年連続で代表が出席した。
式典では、この1年間に死亡が確認された3404人の名簿が奉安され
長崎原爆による死者は計16万2083人になった。
長崎平和宣言
2007年8月に綴った追悼の旅の記録です。
ぜひもう一度ごらんください。
(2007年撮影)
特集●62年目の夏
特集●62年目の夏[1]ヒロシマへ
特集●62年目の夏[2] この地に立って その1
特集●62年目の夏[3] この地に立って その2
特集●62年目の夏[4] この地に立って その3
特集●62年目の夏[5] ヒロシマからナガサキへ
特集●62年目の夏[最終回] 平和への礎
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