赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

季節がみごろ[105] 『包近の桃は完熟の実り』

2007-07-12 06:01:24 | (3)季節がみごろ


梅雨の雨がなくては大きくならない実の代表は
文字通り「梅」ですが、「桃」もまたこの時期が収穫期。

3月の下旬にごらんいただいた
ふるさと散歩[18] その1『春のはなよめ―包近町の桃農家』
ふるさと散歩[18] その2『残したい風景―今昔もも物語』
季節がみごろ[94]『桃花の余韻は春真っ盛り』
この3編の完結、いや完熟編・・・が今日のお話です。

7月の初め、同じルートでまたバスに揺られて訪ねると・・・
ピンクの雲海と表現したほど桃の花一色に彩られた
桃の町―岸和田市包近町の景色は一変していました。

包近桃共同選果場では、直売も始まって
午後1時30分の販売開始を前に、到着した昼頃には
すでに列ができていました。
もちろんじっと並ぶわけはありません。
(こんなの嫌いな性格です)



その列を横目に、桃畑に一目散・・・

そこには


茶色の袋がかかった桃の木が多く見られました。


「晩生種」の印字が見られます。


先に進むと今度は白い袋がかかった実が・・・
袋からはみ出そうなくらい大きくなっています。
ここには「早生種」の文字が。

袋の色の違う訳は、もうお分かりでしょうから
説明は割愛しておきます。



袋のかかっていない実もたくさん




収穫を終えた木に残った実のようですが
どれもこれも・・・「おいしそう!」

ちなみに、この日の撮影は、収穫期でもあり
もちろん畑の中には入らず、沿道からのものです。



さて、ひとつ不思議な光景を目にしました。


木の下に敷かれた銀色のシートです。
考えてみれば、「なるほど」の知恵のひとつ。
さて、おわかりになりますか?



【包近の完熟桃】
出荷先が、近隣の大阪市内や岸和田市内ということもあって
出荷直前まで木につけたままで完熟させるため
「包近の完熟桃」として知られています。
6月半ばから出荷が始まったのは早生品種の「はなよめ」。
それ以降は「桃山白鳳」「日川白鳳」「白鳳」「清水白桃」と
時期によって品種を変えながら8月上旬まで出荷されるそうです。



最後になりましたが、3月に伺った桃農家では
この日は、お休みのようでした。
どこかへ旅行にでも行かれたのかもしれませんね~。



今日7月12日は、参議院通常選挙の公示日です。
7月29日は投票しましょう。
アンちゃんは、投票所の前までついていきます。



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