赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

オードリーが好き[47] プライドと偏見 前編

2006-01-21 06:50:37 | (2)オードリーが好き


あまり期待もせずスクリーンに足を運んで
思わぬ掘り出し物に出会った気分になったことありますか?
今日ご紹介する映画がそれ。

『プライドと偏見』
「ブリジット・ジョーンズの日記」の基になった
ジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」を
美しい田園風景を背景に映画化したラブストーリー。



愛してる」と認めるには、男のプライドは高すぎた。
「愛してる」と応えるには、女の偏見が邪魔をする。
プライドと偏見。

その厚い壁の前に、男も女もそう簡単には人を愛せない。
18世紀末、イギリスの上流社会。
女性に財産相続権がなかったこの時代
“結婚”は女性にとって人生のすべてだった。
そんな時代に、格式の中に自由を求め
噂の中に真実を見出そうとする2人の心の道のりを追った愛の秀作。




強い自我を感じさせる小気味良い演技で
エリザベス・ベネット役を演じるキーラ・ナイトレイ。
「エリザベス役は小さい頃からの夢」と
言うだけあってなんとも秀逸。

そんなエリザベスの「偏見」の矛先は
寡黙で「プライド」が高いダーシー役のマシュー・マクファディン。
日本では馴染みのない役者だが
ダーシーの気難しさと誠実さの両面を
一瞬にして演じ分けた実力はさすが舞台仕込み。


天と地ほどに異なる時代にあって
自分の意思や考えをはっきり主張するヒロイン像が
描かれているだけに
現代に、なんの違和感なく、共感さえ持つ方も多いかも。



永く読み継がれた18世紀の物語の映画化は
観るものに新鮮な心地よさを感じさせてくれました。

明日につづく

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