僕は、夢に生きる。・・・その夢は母の夢でもあった。
ゾウと仲間になりたい!
彼は、生きました。夢に向かって急ぐように。
この映画のラストシーンを観て、
「これはハッピーエンドの物語なんだ」という感想をもちました。
たった20年という短い人生であったかもしれない、夢のはじまりであったはず、
それでもその夢の続きは、彼が愛したゾウたちが作ってくれている。
久しぶりにエンディングで納得できた作品にめぐり会えました。
今話題になっているどの映画よりも・・・。
主人公、小川哲夢
哲夢の母、佐緒里
哲夢の義父、耕介
哲夢の祖母、朝沢朝子
哲夢の恋人、村上絵美
以前、原作者であり母である坂本小百合さんの話をテレビで見た記憶をたどって、
哲夢くんが亡くなったときにゾウが大泣きして哀しんだという想い出の一片も思い出し、
なんとなく理解できたような気がします。
決して大げさでない脚色も、なんともさりげなく、好感がもてる作品に仕上がっています。
(上映時間:1時間53分)
■作品評価 ★★★★★(★5つ・・・みなさんの夢を重ね合わせてみてください)
2005年7月、日本映画に名作がまたひとつ誕生しました。
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★今日は、清水焼団地の陶器まつりに行ってきます。