赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

ふたりでふらり[21] 『春ふたたび①―ふじまつり』 後編

2005-04-24 20:41:46 | (4)ふたりでふらり

天上の眺めに圧倒されつつも、見る見るうちに屋上は満員御礼状態。2日間で約15000人が訪れるということで、ほぼ全員がここに上るとなると・・・。いささか心配にはなります。景色に見とれて足を踏み外さないようにね。全景もアップも撮って早々に梯子を降りることにしました。この日テレビ局の取材が入っていました。女性のカメラマンも屋上から下を眺めていましたが、高いところは平気なんでしょうか?

この後、裏庭に出てあるものを楽しんで(このお楽しみは「おまけ」でごらんいただきます)、藤棚の下を通り抜けしました。



下には一面の藤棚が広がります。


長く垂れ下がる花房は、見ごろもみごろ。


通りに出ると、向いには白壁の屋敷。
なかなか「和の風情」いっぱいの光景です。


現地で配られた新聞の特別号外です。
しっかりこの家のご主人の顔写真(カメラ目線も慣れたもの)が。



きっと今日も大勢の方々がこの見事な景観と香りを楽しんだことでしょう。
「ふじまつり」は今日で終わりましたが、『野田藤』が見ごろな間はまだまだ続きそうです。
関係者の皆さんには感謝のひとことを。「ありがとうございました」

―「おまけ」は、明日夜に―

ふたりでふらり[21] 『春ふたたび①―ふじまつり』 前編

2005-04-24 07:40:17 | (4)ふたりでふらり

『古事記』にもその名があり、春の終わりに咲く姿はとても優雅で、優しい風景を作ります。この1本の幹がつくりあげた見事な姿に見入る人々のこころは、優しくなれたでしょうか。

■ふじ(藤)
マメ科のつる性落葉樹で、原産地は、日本(2種)、中国、北米です。
つるが長く伸び、近くのものにまきつきます。穂状に下がって咲く青紫の花は、古くは万葉集の時代から愛され、かの藤原氏の象徴の花でもありました。



一般に「藤」と呼ばれるのが、この『野田藤(のだふじ)』です。
「つるが右まき」これが特徴です。


薄紫色は優しい色ですね。
ほんのりと甘~い香りが・・・。


ゆったりと長~くのびる姿には、風情があります。



まだまだ、続きます。