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駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

峯書 ~その2~

2011年03月31日 | 峯書
字母紙を貼り終えて、よくやく彫刻を開始しました峰書です。

どうやって自分らしさを出すかに1ヶ月以上迷っていました。

字母を眺め、印刀の動くイメージが浮かんで来れば

しめたものです。作業に入れます。

とりあえず、歩兵を一枚彫ってみました。

もう1枚ぐらい彫り、目止めと、墨入れまでやってみます。

これで木地の癖を見分けます。


峰書はトニカク「王将」がカッコイイですよねー

初めて将棋駒が欲しい!と思ったのがこの書体です。

将棋雑誌の裏表紙に載っていた峯書の写真を初めて見たとき、

いつか絶対手に入れると誓ったことを思い出しました。



話はちょっと横にそれるのですが、

銀色の箱に入った「峰」という名のタバコが

昔あった様な気がします。

鈍い銀色、そこに書かれた峰という漢字。。。。

物凄く大人の雰囲気が溢れていて、子供の頃に

強烈なインパクトを覚えた記憶があります。

いつもの妄想力を発揮しますと、

「妖艶な女性の赤い口紅、、、、
 ゆらゆらと立ち昇る紫煙、、、、
 ウイスキーグラスの横に置かれた
 銀色のタバコ、、、、、」

みたいなイメージです。

タバコと駒が無関係なのは解っているのですが、

何なんでしょうね、この感覚は???

相変わらず意味不明ですが、

今回はこの妖艶な女性をイメージして作っています。

それにしては、木地が素直すぎたかな。。。。

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* 被災地の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。 *
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