岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

今日の写真は「マイタケ(舞茸)」/ System Diskとして使っていた「SSD」が壊れた!(3)

2010-09-27 04:26:42 | Weblog
 (今日の写真は、サルノコシカケ科マイタケ属のキノコ「マイタケ(舞茸)」である。「マイタケ」は、ナラ類といったブナ科樹木の大木の根株で心材に寄生する木材腐朽菌である。
 そして、キノコ本体は塊りを造って成長する。時には、直径50cm以上、重さ10kg以上にもなる大きなものも見られるという。この写真のものは3kgくらいだったろう。
 9月下旬から10月上旬にかけて、宿主樹木の根元に毎年ではないが、数年間、繰り返し生える。形は太い柄から細かく分枝し、その先端に「へら状」の小型の傘を群生させている。このようなキノコを「マイタケ型」と呼ぶそうである。
 名前の由来は、「大きく育ったキノコの姿がまるで人々が舞いをしているようであること」とか、「野生のマイタケを発見した人々が、喜びのあまり舞いあがったこと」によるとされている。これは、昨日、岩木山の「ミズナラ」林で採取したものだ。
 昨日はNHK文化センター講座「津軽富士・岩木山」の野外観察だった。先頭に立って受講者を「森の中」で誘導していた私が見つけた。
 「ミズナラ」の根本を取り囲むように「生えている」その様子を撮影しようとしていると、同行していた本会の会長阿部が「おお、これはラッキー、採りなさい、採りなさい」と言ったものだから、受講者は思い思いに採りにかかってしまったので、自然に「生えている」様子は撮り損ねてしまったのである。
 この写真は、昼食時に何人かのザックから出して貰い「撮影用」にシートの上に並べたものである。出していない人もいるから、本当はもっと多いのである。「マイタケ」以外に見えるのは、「ナラタケ(サモダシ)」であるが、昨日はこれが殆ど見えなかった。事実見えなかったこともあるが、会長が「『マイタケ』を採ったら他のキノコは採らないとうのがキノコ採りだ。今日は他のキノコには目をくれない」と言ったものだから「眼」がそのようにセットされてしまったのかも知れない。

 昨日の講座、野外観察は「初秋のミズナラ林内散策」が主題だった。マイクロバスで、毒蛇沢の古い工事用道路を半ばまで行って、そこで下車、そこから「スリットダム」の前を通り、毒蛇沢の左岸尾根に取り付いた。
 左岸に沿ってミズナラ林の中の緩い踏み跡をたどって進む。ここからは、人工物の「治山ダム」などはない極めて豊かな「自然」が展開している。緩やかなミズナラ林の尾根を、しばらく登ると踏み跡のような「二股分岐」に出る。この「二股分岐」は気をつけないと見落とす。真っ直ぐ行くと、また毒蛇沢に降りることになってしまう。
 そこを右に曲がり、少し下る。「姥人沢」の上流に出るから、そこを渡って「姥人沢」の左岸に登り、尾根を少し横切ると「姥人沢」の支流が出てくるので、そこを渡って登り切ると、「石切沢」からの林道に出る。この2つの沢の徒渉地点の木々や草の繁茂は異常だ。特に今年は異常である。踏み跡は消えていたので、22日の事前調査時にかなりの範囲で刈り払いをして、「赤布」を着けておいたのである。
 その林道を左折して、少し登ると百沢登山道と併行してある林道につながる分岐点に出る。これは、かなり古い林道である。その分岐から「ギャップ」に生えるススキ原をかき分けて、百沢尾根林道に向かい、T字に交差したところから右に曲がってミズナラ林を降りてくる。秋の日射しを浴びながら、この「T字に交差したところ」で、昼食にした。
 あとは、降りるだけである。直線的な斜面、蛇行している踏み跡、「ドングリ」が路面に落ちている。今年は豊作のようだ。これだと「熊」も食糧不足にはならないだろう。
 やがて、「石切沢の堰堤」が左に見えてくると、行程も終わりに近い。最後は「石切沢」左岸沿いに降りて「いわき荘駐車場」に出たのだった。…

 パンフレットには…
「この行程は、沢を渡る以外はすべて林の中の移動である。杉やカラマツ、ヒバなどの植林地もあるが、その大半は『ミズナラ』を中心とした、いわゆる雑木林である。
 猛暑に包まれた今年の『ミズナラ林』はどうなっているのだろうか。厳しい暑さの中で、涼しさを与えてくれた夏緑に覆われた『ミズナラ林』はどのように変貌しているだろうか。 木の実はどうなっているだろう。大きくなり、赤く色づいたものもあるだろう。『ミズナラの実』、ドングリは膨らみ、ぽつりぽつりと樹上から落下している。頭上注意である。 林床にはキノコがいっぱいである。食べられるキノコ、『ナラタケ(サモダシ)』は今が盛りだろう。『ミズナラ林』では、運がよければ『マイタケ』に出会うかも知れない。」と書いた。
 そして、幸運にも「マイタケ」に出会えたのである。)

◇◇System Diskとして使っていた「SSD」が壊れた(3)◇◇

 (承前)…「販売店」には9月17日に「ゆうパック」で送った。一番送料が安いからである。それでも800円という送料である。18日に着いたというハガキが届いた。だが、今日27日現在、全く音沙汰がない。
 さて、システムデスクとして使っていた「SSD」の症状である。
…何回も書くがこの「SSD」はアメリカの「Crucial」社製で、「Flash memory」は「Micron」社の「34nmプロセス MLC」、名称はRealSSD C300 256GB (CTFDDAC256MAG-1G1)である。
 8月3日に通販でA販売店から購入した。Biosでブートの順序をこの「SSD」を一番に設定して、OS、Windows7 Ultimate 64bitを全く問題なくインストール、マザーボードはSATA3.0(6GB/s)規格の「P6X58D-P」である。
 そして、約1ヶ月間、9月7日まで何のトラブルもなく「速さ」に感動しながら快適に使っていた。
 ところがである。7日の午後に突然、次の症状が出てしまい、全く「いうことをきかなくなって」しまったのだ。

その1.
起動しなくなった。当該の「SSD」を外して、予備用2台のPCにつないでも、いずれも起動しない。いずれかでも起動すると「データファイル」の救出は出来たのだが無駄な努力に終わった。
その2.
Bios設定画面では当該の「SSD」を確実に認識している。そこで、「データファイル」だけでも救出したいと考え、IDE設定でOSの再インストールを試みたが、これは、途中で「インストール出来ません」という表示とともにストップしてしまうのだ。
その3.
Windows7の修復ツールを使ってみた。だがこれもOS同様で、ブート機能があるがゆえに、途中でストップしてしまうのだ。これも役に立たない。(明日に続く)