(今日の写真はNHK弘前ギャラリー企画展「岩木山の花」写真展の、飛鳥さんが製作した「立て看板」だ。飛鳥さんってすごい人だろう。促成でもこのくらいのものが出来てしまうのである。材料費はたったの200円だという。)
■飛鳥さん製作の「岩木山の花」写真展の看板、その効果は覿面「てきめん」だった■
もし、今回の写真展がNHK弘前ギャラリーの企画展でなく、私が個人で開催する「写真展」で、NHK弘前ギャラリーをとおして看板製作を依頼すると10.000円かかるのである。その場合は最初から飛鳥さんに頼んでいたと思うが、今回は昨日のブログに書いた理由から、私が飛鳥さんに依頼して、製作した以上は費用は自分持ちだと考えていた。これで、NHK弘前ギャラリーは看板に関しての支出はゼロということになった。それでもいい。どうしても「立て看板」は必要だったのだ。
私は無理をおして、飛鳥さんに製作を依頼した。2日目から「看板」を出すことが出来たことへの感謝も含めて、私は飛鳥さんに「外部発注の半額である5.000円」を支払おうとした。
ところが、飛鳥さんは材料費だけでいいと言うのだ。「それでは私の気持ちが収まらない」と言うと、飛鳥さんは、その5.000円を私に押し返して、これでを「カラーガイド 岩木山・花の山旅」を1冊買いたいと言う。ちなみに、飛鳥さんは既に「カラーガイド 岩木山・花の山旅」1冊を購入していたのである。
「そう言わないで受け取って欲しい」と言っても飛鳥さんは固辞する。そこで、やむを得ず5.000円を受け取って「カラーガイド 岩木山・花の山旅」を1冊渡して、おつり2.200円を支払ったのである。
私にとっては「立て看板」は出来たし、「本」は売れたし、飛鳥さんは材料費と僅かばかりの手間賃を得たことになったのだ。何とすばらしい折衷案、解決法だろう。
看板の効果は覿面「てきめん」であった。その人の名はWさん、在府町在住だという。語るところによるとこうである。
…花についての質問があって「緑の相談所」に出かけたのだそうだ。ところが、「緑の相談所」では適当な回答が得られず、すごすごとNHKギャラリーの前を歩いていたそうだ。ふと見たら「岩木山の花」写真展という看板{今日の写真}が目に入った。ここでなら、きっと望ましい回答が得られると思い、入場したそうだ。そして、写真を1枚ずつ見ていったら、質問対象の花を見つけたというのである。
私は入ってきた時から、この真剣に写真に見入る人のことが気になっていた。だから、それとはなしに観察をしていた。
その人は写真を見終わってから、今度は陸奥新報「岩木山の花々」の切り抜きファイルを丁寧に読み出したのである。会場にやって来てから、「ファイル」を読み終えるまで大凡、1時間半。
それから、受付にやって来て、「私のところでは陸奥新報を取っていないものですから」と言いながら「カラーガイド 岩木山・花の山旅」を購入してくれたのである。
もしも、この飛鳥さん製作の立て看板がなければ、このような出会いはなかっただろう。まったくもって不思議な、まるで「作り話し」のような奇縁である。
■弘前・紀伊國屋書店「カラーガイド 岩木山・花の山旅」ベストセラー第3位にランクされているという■
昨日は土曜日であった。弘前弘前文化センター支社長の山本さんは非番らしく、私が9時半頃にギャラリーに着いた時には事務室にはいなかった。それ以後も、午後の2時過ぎまでは顔を見せることはなかった。
ところが、2時半頃、ひょっこりと写真展会場に姿を見せたのである。そして、私にニコニコしながら…
『さっき、紀伊國屋書店に行ったら、入り口真っ正面のところにある週間ベストセラーを示す表示板に1位、2位が中央の書店発行の本でしたが、第3位に先生の「カラーガイド 岩木山・花の山旅」がランクされていましたよ。』…と教えてくれたのであった。
私は先ずびっくりした。そして「あっ、そうですか。ありがとうございます。」という言葉が口を衝いて出たのだ。
「ありがとうございます」には二つの意味があった。
一つは多くの方々が関心を寄せて購入してくれていることに対してであり、二つは、山本支社長が非番・休日を利用して紀伊國屋書店に出かけていたのに、わざわざ、そのことを教えるために写真展会場までやって来てくれたことに対してであった。
そして、この「ありがとうございます」は次第に嬉しさに変わっていった。昼過ぎからずっと会場に詰めていた飛鳥さんや2時頃やって来た阿部会長たちも、そのことを聞きつけて、拍手までしてくれたのだ。これも嬉しいことだった。
発売の最初は「物珍しさ」も手伝って「購入」する人も多いのだろう。今度はその中身を見たり読んだりした人たちの評価が伝聞や伝搬して「購入者」が増えていくことを期待したいと思う。
一方で、この事実を北方新社の編集者、Nさんには早く知らせなければいけないと考えたのである。
■飛鳥さん製作の「岩木山の花」写真展の看板、その効果は覿面「てきめん」だった■
もし、今回の写真展がNHK弘前ギャラリーの企画展でなく、私が個人で開催する「写真展」で、NHK弘前ギャラリーをとおして看板製作を依頼すると10.000円かかるのである。その場合は最初から飛鳥さんに頼んでいたと思うが、今回は昨日のブログに書いた理由から、私が飛鳥さんに依頼して、製作した以上は費用は自分持ちだと考えていた。これで、NHK弘前ギャラリーは看板に関しての支出はゼロということになった。それでもいい。どうしても「立て看板」は必要だったのだ。
私は無理をおして、飛鳥さんに製作を依頼した。2日目から「看板」を出すことが出来たことへの感謝も含めて、私は飛鳥さんに「外部発注の半額である5.000円」を支払おうとした。
ところが、飛鳥さんは材料費だけでいいと言うのだ。「それでは私の気持ちが収まらない」と言うと、飛鳥さんは、その5.000円を私に押し返して、これでを「カラーガイド 岩木山・花の山旅」を1冊買いたいと言う。ちなみに、飛鳥さんは既に「カラーガイド 岩木山・花の山旅」1冊を購入していたのである。
「そう言わないで受け取って欲しい」と言っても飛鳥さんは固辞する。そこで、やむを得ず5.000円を受け取って「カラーガイド 岩木山・花の山旅」を1冊渡して、おつり2.200円を支払ったのである。
私にとっては「立て看板」は出来たし、「本」は売れたし、飛鳥さんは材料費と僅かばかりの手間賃を得たことになったのだ。何とすばらしい折衷案、解決法だろう。
看板の効果は覿面「てきめん」であった。その人の名はWさん、在府町在住だという。語るところによるとこうである。
…花についての質問があって「緑の相談所」に出かけたのだそうだ。ところが、「緑の相談所」では適当な回答が得られず、すごすごとNHKギャラリーの前を歩いていたそうだ。ふと見たら「岩木山の花」写真展という看板{今日の写真}が目に入った。ここでなら、きっと望ましい回答が得られると思い、入場したそうだ。そして、写真を1枚ずつ見ていったら、質問対象の花を見つけたというのである。
私は入ってきた時から、この真剣に写真に見入る人のことが気になっていた。だから、それとはなしに観察をしていた。
その人は写真を見終わってから、今度は陸奥新報「岩木山の花々」の切り抜きファイルを丁寧に読み出したのである。会場にやって来てから、「ファイル」を読み終えるまで大凡、1時間半。
それから、受付にやって来て、「私のところでは陸奥新報を取っていないものですから」と言いながら「カラーガイド 岩木山・花の山旅」を購入してくれたのである。
もしも、この飛鳥さん製作の立て看板がなければ、このような出会いはなかっただろう。まったくもって不思議な、まるで「作り話し」のような奇縁である。
■弘前・紀伊國屋書店「カラーガイド 岩木山・花の山旅」ベストセラー第3位にランクされているという■
昨日は土曜日であった。弘前弘前文化センター支社長の山本さんは非番らしく、私が9時半頃にギャラリーに着いた時には事務室にはいなかった。それ以後も、午後の2時過ぎまでは顔を見せることはなかった。
ところが、2時半頃、ひょっこりと写真展会場に姿を見せたのである。そして、私にニコニコしながら…
『さっき、紀伊國屋書店に行ったら、入り口真っ正面のところにある週間ベストセラーを示す表示板に1位、2位が中央の書店発行の本でしたが、第3位に先生の「カラーガイド 岩木山・花の山旅」がランクされていましたよ。』…と教えてくれたのであった。
私は先ずびっくりした。そして「あっ、そうですか。ありがとうございます。」という言葉が口を衝いて出たのだ。
「ありがとうございます」には二つの意味があった。
一つは多くの方々が関心を寄せて購入してくれていることに対してであり、二つは、山本支社長が非番・休日を利用して紀伊國屋書店に出かけていたのに、わざわざ、そのことを教えるために写真展会場までやって来てくれたことに対してであった。
そして、この「ありがとうございます」は次第に嬉しさに変わっていった。昼過ぎからずっと会場に詰めていた飛鳥さんや2時頃やって来た阿部会長たちも、そのことを聞きつけて、拍手までしてくれたのだ。これも嬉しいことだった。
発売の最初は「物珍しさ」も手伝って「購入」する人も多いのだろう。今度はその中身を見たり読んだりした人たちの評価が伝聞や伝搬して「購入者」が増えていくことを期待したいと思う。
一方で、この事実を北方新社の編集者、Nさんには早く知らせなければいけないと考えたのである。