今日の夕方ミーティングの時に、創作活動で認知症を抱えるご利用者(Aさん)が布ぞうりを作る時のサポートの1つとして、
簡易的な作り方手順を書いた物を作ってみたので、次回様子を見て欲しいと伝えた。
ミーティング終了後に一人の介護職員さんが、
「Aさん字を読んで理解できますかねぇ?わたし、以前Aさんが好きな本の資料を印刷してお渡ししたんですけど、
その本のあらすじを聞いたら、少しとんちんかんなことをおっしゃって、理解してないのかなぁ?あやしいなぁって思ったんです。
だからそれ以来本に関しては触れないようにしているんです。」
と話された。
そこで、普段Aさんとの「その場において」の会話ではとんちんかんなやりとりはないこと、
でも同じ話は何度か聞かれるという確かめと、
創作時に「次はこうして下さい」と口頭説明をした時には
指示通りに問題なく進められることをお話して、
Aさんがアルツハイマー型認知症ということ、
記憶力が低下しているがゆえに、本の内容を理解していても
完璧に思い出すことが難しかったりするのだと思う等を伝えると、
「え~!そうなんですか~?認知症だと思わなかったです。なるほどぉ、そうか。だからかぁ。何かつながりました!」
と言われていた。
この介護職員さんは、まだ入職して半年もたっていないこともあり、
介護の専門的な知識も経験としても知らないことの方が大部分をしめている。
だから1ヶ月前に利用者さんに関するアンケートを書いて頂いた時の
ご利用者さんの状態を説明する形容の仕方を見ても、
素人よりの見方だと分かる感情的・主観的な部分が文章に強く出ていた。
でもその分、接してみて変だなぁとか、おかしいと思う違和感を感じるのが敏感でもあり、
それに対してなぜ?と思い、その理由のヒントを知ると、
どんどん吸収して、ご利用者さんの側に立って見られるようになるというのを教えてくれた。
何の情報もなくただご利用者さんと関係をとろうと近付き接した時、
一般的にみたら「ちょっとおかしい」と感じ、自分が思っていた人とは違うようなそぶりがみられた…。
知識も経験もないその介護職員さんには、その言動の背景になる理由がわからない為理解できない。
だからそのことには触れないようにしよう、その人にはあまり近付かないようにしよう、って思ってしまう。
私も知らないことは怖い。
だから知らない疾患の人や初めてお会いするご利用者さんだと、かなり緊張してしまう。
自分からはあまり近付かないようにしようかなとか、近付こうかな等といつも葛藤をしている。
でも疾患について調べて、いろんなことを相手に聞いていく過程で相手と関係ができ、
少しずつ知識も入り理解できるようになる。
そうやって知っていくと楽しくなる。
お会いするのが嬉しくなる。
私が今のデイに来たときには、介護職の経験が長かったり、介護福祉士の勉強をしてきた職員さん達と接してきたから、
ある程度の事は知っていて当たり前になっていた。
今日、Aさんについて介護職員さんがお話して下さったことで、
改めていろんな介護職員さんがいて、
感情だけではなく、ご利用者さんの立場でみていけるよう正しい知識を
勉強会や普段の仕事の中で、一緒に共有していくことが本当に大事なんだなぁということを感じた。
話してみないと分からないなぁと思った。
今までも現場で時々、(ある決まった)介護士さんの、ご利用者さんに対する言動の中で、
プロじゃないなぁと思ってしまうような場面をみかけることがあった。
私にしてみれば、何でそういう言動ができるのだろうと逆に不思議だった。
でもその介護士さん達だって、それ以外の場面においては、
ご利用者さんのことを思い、良く知っていたり、考えたりされていた。
だから余計不思議に思った。
でも多分、病気からそのご利用者さんをみて理解する部分で、医学的な知識が足りなかったからじゃないかなぁと今になって思う。
それに関して、少しでも医療知識を学んだリハ職として、知識の共有の機会を無駄に過ごてきてしまったなぁと感じる。
今後大切なことは、そういう場面に遭遇したら、
自分も調べて勉強しながらワーカーさん達と知識を共有していけたらいいなと思った。
簡易的な作り方手順を書いた物を作ってみたので、次回様子を見て欲しいと伝えた。
ミーティング終了後に一人の介護職員さんが、
「Aさん字を読んで理解できますかねぇ?わたし、以前Aさんが好きな本の資料を印刷してお渡ししたんですけど、
その本のあらすじを聞いたら、少しとんちんかんなことをおっしゃって、理解してないのかなぁ?あやしいなぁって思ったんです。
だからそれ以来本に関しては触れないようにしているんです。」
と話された。
そこで、普段Aさんとの「その場において」の会話ではとんちんかんなやりとりはないこと、
でも同じ話は何度か聞かれるという確かめと、
創作時に「次はこうして下さい」と口頭説明をした時には
指示通りに問題なく進められることをお話して、
Aさんがアルツハイマー型認知症ということ、
記憶力が低下しているがゆえに、本の内容を理解していても
完璧に思い出すことが難しかったりするのだと思う等を伝えると、
「え~!そうなんですか~?認知症だと思わなかったです。なるほどぉ、そうか。だからかぁ。何かつながりました!」
と言われていた。
この介護職員さんは、まだ入職して半年もたっていないこともあり、
介護の専門的な知識も経験としても知らないことの方が大部分をしめている。
だから1ヶ月前に利用者さんに関するアンケートを書いて頂いた時の
ご利用者さんの状態を説明する形容の仕方を見ても、
素人よりの見方だと分かる感情的・主観的な部分が文章に強く出ていた。
でもその分、接してみて変だなぁとか、おかしいと思う違和感を感じるのが敏感でもあり、
それに対してなぜ?と思い、その理由のヒントを知ると、
どんどん吸収して、ご利用者さんの側に立って見られるようになるというのを教えてくれた。
何の情報もなくただご利用者さんと関係をとろうと近付き接した時、
一般的にみたら「ちょっとおかしい」と感じ、自分が思っていた人とは違うようなそぶりがみられた…。
知識も経験もないその介護職員さんには、その言動の背景になる理由がわからない為理解できない。
だからそのことには触れないようにしよう、その人にはあまり近付かないようにしよう、って思ってしまう。
私も知らないことは怖い。
だから知らない疾患の人や初めてお会いするご利用者さんだと、かなり緊張してしまう。
自分からはあまり近付かないようにしようかなとか、近付こうかな等といつも葛藤をしている。
でも疾患について調べて、いろんなことを相手に聞いていく過程で相手と関係ができ、
少しずつ知識も入り理解できるようになる。
そうやって知っていくと楽しくなる。
お会いするのが嬉しくなる。
私が今のデイに来たときには、介護職の経験が長かったり、介護福祉士の勉強をしてきた職員さん達と接してきたから、
ある程度の事は知っていて当たり前になっていた。
今日、Aさんについて介護職員さんがお話して下さったことで、
改めていろんな介護職員さんがいて、
感情だけではなく、ご利用者さんの立場でみていけるよう正しい知識を
勉強会や普段の仕事の中で、一緒に共有していくことが本当に大事なんだなぁということを感じた。
話してみないと分からないなぁと思った。
今までも現場で時々、(ある決まった)介護士さんの、ご利用者さんに対する言動の中で、
プロじゃないなぁと思ってしまうような場面をみかけることがあった。
私にしてみれば、何でそういう言動ができるのだろうと逆に不思議だった。
でもその介護士さん達だって、それ以外の場面においては、
ご利用者さんのことを思い、良く知っていたり、考えたりされていた。
だから余計不思議に思った。
でも多分、病気からそのご利用者さんをみて理解する部分で、医学的な知識が足りなかったからじゃないかなぁと今になって思う。
それに関して、少しでも医療知識を学んだリハ職として、知識の共有の機会を無駄に過ごてきてしまったなぁと感じる。
今後大切なことは、そういう場面に遭遇したら、
自分も調べて勉強しながらワーカーさん達と知識を共有していけたらいいなと思った。